2021年2月17日水曜日

ある生徒の地方創生計画Ⅲ

昨日の講演
先日のコンソーシアムの時、NPOの代表の皆さんから「もっと生徒の要望を聞き力になりたい。」、あるいは「大人のせんたん部を再開しようではないか。」などの意見が出されて、実にありがたいことだと思ったのだが、その際、今生徒と進めている元保育所の再利用の話も出てきた。「元保育所なんか、その拠点としていいのではないか。」というわけだ。

私はこれはいける!と思ったのだが、町役場の地域振興課のY室長(懇意にさせていただいている。)が、「実はあの保育所は耐震構造に問題がありまして…。課内も討議しているのですが、再利用は難しい云々…。」あちゃー。耐震構造で不可と言われてしまった。これはどうにも動かしようがない。

後で、Y室長と再度確認したのだが、生徒の企画は白紙に戻すしかないと判断せざるをえなかった。今日は6限に総合学習があり、その旨を伝えた。一方、この1年半あまりで、私もNPOの方々と接する機会もあり、この際、生徒の想いを直接伝える機会をつくりたいなと思った次第。

昨日の講演でも、1人の生徒に対し5人ほどの地域の方が取り囲み、何に興味があるのか?何になりたいのか?何をしたいのか?と聞き出し、自分たちの意見や具体的な方途などのアドバイスをしたら、生徒たちは大いに喜んだという話があった。三崎高校でもこれを実行に移せないかというわけだ。今日は出張で不在だった中心者のT先生に相談してみようと思う。

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