2019年9月16日月曜日

運転のリハビリ治療中

マレーシアでは全く車の運転をしていなかったし、出国前も妻がほとんどワーゲンを運転していたので、4年ぶりの運転になることは、何度かエントリーの中で述べた。三崎は、車がないとどうしようもない土地なので、今のうちに十分リハビリをしておかなくてはならない。と、言っても妻の買い物に付き合う程度で、まだ枚方市内を出ていない。(笑)

軽自動車ではあるが、後ろの座席を倒すと、かなりの荷物が積める。最近の軽自動車は空間的にはリッタカーに近い。昨日・今日と様々な買い物をしたが、私関係では、プリンター。マレーシアでは、自宅にはプリンターを置かずに済んだが、妻と今回は持っていこうという結論に達したのだ。意外に安かった(というより最も安いものを選んだ)のだが、インクが高い。本体自体とカラー・黒1個ずつを合わせた値段がそう変わらない。(笑)Canonは、まさに消耗品であるインクで儲けている感じだ。

ところで、購入したら女性の店員さんがプリンターの入った箱をさっさとカウンターに運んでくれた。さらに持ちやすいように取っ手を付けてくれた。マレーシアでは、何度か電化製品を買ったが、ついぞ経験しなかった日本的サービスである。いろんな店で、丁寧な応対を受けると、PBTの留学生たちは最初驚き、そしてそれに慣れ、マレーシアに帰国したときにきっと愕然とすると思う。

日本の経営の原点は。社員やたとえアルバイト店員さんでも、一人ひとりがプロフェッショナル(であろうとする朱子学的理気二元論に基づく精神)という自覚を持っていることだと思う。マニュアルを超えた日本的なDNAのようなものだ。日本はそれが当たり前だと認識されている社会である。これはアメリカにも中国にもマレーシアにもあてはまらない。極めて日本独自の社会構造だと思う。経営学志望者・学習者に告ぐ。テキスト以外の日本の現場で経営を是非学んで欲しい。

そうそう、昨夜は、大学時代の友人たちとの送別会だった。はるばる新潟からも参加してくれた。ありがたいことだ。そんな中、建設現場でクレーンをレントする企業で営業をしている友人が、まだガラケーを使っていて、閉めるときのパチッという音が、現場の職人さんに受けるのだと言っていた。だから未だにスマホを使わないのだと言う。変なところにこだわっているわけだが、これもプロフェッショナル志向のひとつである。私は感心した次第。

0 件のコメント:

コメントを投稿