2018年8月31日金曜日

超個人的独立記念日 考

http://www.tokyo-np.co.
jp/article/national/list/
201808/CK20180
80802000137.html
8月31日はマレーシアの独立記念日で休日である。独立記念式典はKLのムルデカ(独立)広場で行われていたが、今年は新政権になって、首都機能の集まるプトラジャヤ(KLから南に車で40分くらい)に移った。我が住処は、ちょうど式典を飾る軍の航空機の通り道で、昨年は大はしゃぎだった。ところが今年は全然見ることができない。ヘリも戦闘機も…。実に寂しい。式典後、昨日見た輸送機の編隊が帰ってきたのを見たくらいだ。(曇天で撮影にも失敗した。あーあ。)

新政権になって、一気に中国との距離が開いているように思う。これ以上の中国資本、本土からの入国者を制限しようとする動きが目立つ。実は、マレーシアの人々は、前政権の親中国路線を、歓迎していないことは明白だ。マハティール氏が言うように、植民地化が進むと捉えているようだ。特にマレー系の人々にはその思いが強いし、私の知る中華系の人々も同様だ。前政権の腐敗の根源のように考えているようだ。だからこそ、今回の独立記念式典も、新政権誕生を受けて、旧態依然としたKLからプトラジャヤに移したと多くの人は理解している。(個人的意見だが、来年は是非ともKLに戻して欲しい。笑)

マハティール氏は、先日、高速鉄道建設計画だけでなく、シンガポール隣接の海上都市「フォレスト・シティー」の外国人の購入・居住ビザ発給を許さないと発言した。訪中時は、それなりに発言に配慮した氏だが、彼の私心のない目には、中国の植民地化を防ぐことが国益だと映っているのだろう。政権復帰から100日を過ぎても支持率は71%を超えている。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/08/post-10865_1.php

…日本でも、北海道など中国資本の土地購入が進んでいるようだ。マハティール氏のマレーシアは、日本ほど脇が甘くない。

…今日の画像は、先日我がクラスの学生が参加した日本でのリーダー塾でのマハティール首相。(日本の平和憲法にふれ、マレーシアでも改憲を指向したいという講演だったようだ。)赤いTシャツは、リーダー塾のオリジナル。いくつかのグループで色が違っていたらしい。よって、正確に言うと、そのうちの1種類(赤)のTシャツである。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201808/CK2018080802000137.html

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