https://alchetron.com/Vic-Morrow-824602-W |
1つは、ガバメントシャットダウン(政府機関の閉鎖)の危機の話で、議会で民主党がマジョリティを得ていなかったオバマ政権でも、何度か危機があったらしいが、大統領の指導力でこれを回避してきた。ところが、現政権ではトップの閣僚すら次から次にクビになり、局長級の人事はほとんど決まっていないので、日本の企業の米国担当者は誰と交渉すればいいのか頭を抱えているらしい。この「リスク」はかなり重大で、トランプ政権を案外追い込むことになるかもしれないというわけだ。例の人種問題での発言で、民間企業のCEOなども諮問委員会からどんどん離れており、経済界からも見放されつつあるわけで、私としては、POOPさんに一刻も早く退場願いたいところだ。
2つ目は、リーダー論である。大統領のリーダーシップの違いについて書いていて、ふとそちらに話が移ったらしい。米国と日本のリーダーシップの相違について「米国は指揮官が自ら先頭に立ちリスクを取りに行く」と書かれている。これは、軍隊の突撃に顕著らしい。帝国陸軍は、士官が突撃命令を出し、下士官が突撃する。もちろん士官も続くのだけれど、一番のリスクを負わない。それに対して米陸軍は「Follow Me!」と言って指揮官から突撃する。ぐっちーさんは、ここで「コンバット」のサンダース軍曹を例に出している。おお、サンダース軍曹…。懐かしい名前である。(今日の画像参照)
米国では、部下に全てを任せ、責任は上司が取るというスタンスらしい。日本は、反対に上司がリスクを強調し、部下の自由な動きを摘むことが多い。この企業風土の違いが、アマゾンやフェイスブックのような会社を生む、生まないという現状になっているのではないかと言うわけだ。なるほど、と膝を打った次第。
0 件のコメント:
コメントを投稿