投票用のドラム缶 http://www.afpbb.com/articles/-/3109563?pid=18514516 |
ガンビアは、セネガルに囲まれた旧英領。1人当たりのGNIは、US$500という後発開発途上国である。人口的には農民が多いが観光が主産業。なんといっても、アメリカのドラマ「ルーツ」の主人公の出身地で、しかも英語圏であるが故である。現大統領は無血軍事クーデターで政権につき、後に民主化をはかり、日本も1998年以降は、無償資金協力や技術協力を行っている国である。2013年まで5%近い経済成長を記録していたが、近隣諸国のエボラ出血熱で、観光業に大打撃を受けた。90%がイスラム教徒で、2015年、現大統領が政治集会の場で、ガンビア・イスラム共和国に変更した。
面白いのは、ガンビアの選挙での投票方法である。カーテンで仕切られた投票スペースに有権者が各候補者別に党の色とロゴマークが塗られたドラム缶の1つにビー玉を落とす方式なんだとか。
現大統領は、この方式は、透明性が高く、不正に強いのだ、と言い、今回の選挙結果にも神の意志で従うと述べたらしい。
…おそらくは識字率の問題があってのことだと思うのだけれど、この選挙方法、極めてユニークだと思う。これもまたアフリカの知恵だと思うのだ。
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/(AFP電/昨日付け)
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