コンサート会場は、インド人ばかりである。みんな着飾っている。サリーはいろんな種類があるようで、妻も興味津々だ。そもそも、M先生のお誘いを妻が「是非行きたい。」と言ったのだった。妻も民族音楽は大好き。メロディーが沖縄に近いなどと、隣でささやいていた。
どうやら、インドの音楽学校の生徒の発表会という催しらしかった。M先生によると外部からプロが毎年来るらしく、そう思っておられたようだ。とはいえ、生徒によるものとはいっても素晴らしいものだった。シタール、バイオリン、ピアノ、そしてパーカッション。そこに歌い手が後列に並ぶというパターンが多かった。面白いのは、バイオリンを胡坐をかいたまま、下に向かって弾くスタイルだ。だから、バイオリニストは下を向いている。これがなかなか新鮮であった。もちろん、打楽器のタブラと、ムリダンガムは素晴らしい。妻が、そのあまりに早い手の動きに、「手がツルんではないか。」と心配していたくらいだ。その他にも様々なパーカッションも登場した。珍しいものもあって、大いに感激したのだった。
開演前の舞台 |
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