2014年10月30日木曜日

日較差

昨日は、ブログを書いていて、あと少しで書き上げるというところで、急に体調が悪くなり、結局エントリーできなかった。このところ、気温の日較差が大きいからだと思う。日較差というのは、1日の差を意味する地理の用語である。日本の気候は、日較差より年較差の方が大きい。つまり四季が明瞭なわけだ。

朝、交野の山あいにある我が家(枚方市だが…)の気温はすこぶる低くなる。霜がおりているような朝もあるくらいだ。ところが大阪市内の学校で授業をしていると汗をかく。そんな毎日を過ごしていると、さすがに体調も思わしくない。クラスの欠席者もこのところ増えていて、「簡単に休むな。」といつも言っている手前、ぐっと克己心を高めて頑張っているところだ。

世界は広く、気温の日較差の方が年較差より大きいところもある。砂漠気候である。私は、ブルキナファソの北部、サハラ砂漠の南縁まで行ったことがある。昼の気温は40℃を超える猛暑である。影が無茶苦茶濃い。だが、夜は、一気に冷える。その砂漠気候の地で、野宿することになったのだ。正確に言うと、ちゃんとマットレスを引いてくれて、蚊帳もつくってくれたので、地面に直接寝たわけではないのだが、家屋やテントの中で寝たわけではない。

そこで、私は持参した衣類を全て着こんで、寝袋にくるまった。それでも夜明け前の朝は寒い。もし、薄着なら絶対風邪を引いていたことだろう。共に野宿したガイドのオマーン氏や運転手たちは半そでで全く平気だったが…。ただ、太陽が昇ると、一気に気温があがった。やはり、砂漠気候は凄いのだ。

ふと、日較差というコトバから、そんなことを思い出したのだった。

*今日の画像は、ブルキナファソで活躍しているNGO「緑のサヘル」のHPから借用させていただいた。エントリーに登場する地域はこんな感じである。
ahelgreen.org

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