2014年5月10日土曜日

日経 春秋 小保方さんの福音

https://www.youtube.com/watch?v=0fJaSs3uVC0
このところ、日経の「春秋」のファンになった。昨朝の春秋も面白かった。要約すると、こんな話だ。

ウクライナの理論物理学者ガモフの逸話。教会でもらったパンとワインを口に含んだまま、飛んで帰って、家の顕微鏡で見たが、肉にはならなかった。「この実験が私を科学者にした。」と彼は言った。ガモフ少年は、教会でいただくパンとワインはキリストの肉となる、という福音を科学的に実証しようとしたわけだ。
ところで、理化学研究所と小保方さんの論文をめぐる対立は訴訟に発展しそうだ。「STAP細胞はあります」「200回以上作製に成功しています」という小保方さんの言葉は、人の耳にだけ残って今も宙に浮いている。科学者の発言なのに、証明できていない。これではパンが肉になる、という話と区別がつかない。

…このSTAP細胞の話、完全文系の私など、全くよくわからない.。とにかく、手のひらを返したような理化学研究所と騒ぎ立てているマスコミになんとなく不信感を抱いているのだが、私は、これを読んで、思わずにんまりとしてしまったのだった。

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