2012年12月4日火曜日

意外な体育科生徒の申し出

今日のエントリーとはあまり関係がない北海道弾丸ツアーでの雪道
期末考査初日である。7時50分頃、4階の我がクラスに顔を出したら、もう10人ほどの生徒が勉強していた。普段はあんまり熱心に勉強するわけでもないのだが、だいぶ追いつめられているようだ。今日は、数学Ⅰ、英語G、物理基礎と3連発。我がクラスの生徒の大半は理数系を苦手としている。余計焦っているようだ。(笑)

私は一時間目の数学Ⅰの試験監督をしたら、後は終わりのSHRだけという日程である。3限終了後、SHRに行こうとしたら、「先生。」と、隣の体育科の7組・8組の生徒が声をかけてきた。「なんやあ?」

…教室棟4階は、手前から2組・1組(普通科)、さらに8組・7組(体育科)と4つの定教室が並んでいる。今日の期末考査初日は、体育科は2限までで終わり、1・2組は3限目まで試験があったわけだ。それも、生徒が最も苦手としている物理基礎。そんな3時間目、体育科の生徒の一部が、普通科が試験だと言うことを知らず大騒ぎしていたらしい。1組の監督に当たっていたK先生がこれに激怒したのだという。で、体育科の担任の先生方も激怒。私の全く知らないところで、普通科の生徒は迷惑を被り、体育科の生徒は大反省を強いられていたということらしい。

で、先ほどの私に声をかけてきた体育科の生徒の発言に繋がる。「明日、朝のSHRの際に、一言普通科のみんなにお詫びをさせてください。騒いだ生徒全員でお詫びに伺います。」

なんとも良い学校ではないか。私は改めてそう思うのである。

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