テルアビブのアフリカ系移民 http://keikosato.wordpress.com/ |
http://japanese.ruvr.ru/2012_12_25/isuraeru-fuhouimin/
アフリカ系難民が多いのはテレアビブである。ユダヤ教やヘブライ語を知らない血筋だけはユダヤ人だというロシア系ユダヤ人人とともに南部の街で共生している。(イスラエル考現学8月16日付ブログ参照)ロシアのニュースが伝えているのは、そういう関係性からか。
この問題に関連して以下の「中東かわら版」が詳しい。引用することができないのでアドレスだけ紹介しておきたい。
http://www.meij.or.jp/members/kawaraban/20120615111430000000.pdf
この強制退去、私はイスラエルだけを責めない。なぜなら、イスラエルでしか通じない特殊な言語であるヘブライ語を学ぶ機会をもたない非ユダヤ教徒のアフリカ系不法滞在者にとって、決してイスラエルは定住する国としては良いとはいえないからだ。これは日本語という極めて難しいラングを持つ日本と共通する問題である。コトバは大きい。イスラエルが、退去を進めるにあたって、全てを暴力的に進めているわけでないことは上記の「中東かわら版」にも書かれている。
アフリカ系の人々は、自分の人生にとって最も有為な道を選ぶしかない。夢も希望もないような言い方だが、それが現実であり、夢も希望も自分で勝ちとるしかない、私はアフリカ系の人々が大好きだからこそ、そう言いたいのだ。
なんだか、先日のセミナーの「難民問題」への私の十年かけてつかんだ解答だと言ってもいいのかもしれない。テルアビブで実際にアフリカ系難民の人々にも接した。アフリカ三カ国でアフリカ系の人々の生きる力の強さも実感した。だからこそ、こういう結論になるのだと思う。
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