2012年12月17日月曜日

ナイジェリアのモノポリー

ナイジェリア・ラゴス版のモノポリー
昔々、NYCの五番街にあるFAOシュワルツ(有名なおもちゃ屋さん)を覗いた時、全米各地の都市版モノポリーがあることを知った。NYC版、ボストン版、シカゴ版、サンフランシスコ版…。私はモノポリーが大好き。大学時代の友人とよく遊んだもんだ。麻雀も悪くないが、モノポリーの見た目の健全性と本質のえげつなさに魅かれる。と言うわけで、フツーの版(日本語版)とNYC版(英語版)を私は持っている。

WEB(CNN)ニュースで知ったが、ナイジェリアのラゴス版モノポリーが出来たそうな。いいなあ。首都のアブジャではないところが凄い。(笑)まあ、ナイジェリアは人口も多いし、開発も進んできている。24時間で4000セットが完売したということだが、かなりの数のアフリカ1(高所得層)がラゴスに存在しているということなのだろう。

南アフリカ版とモロッコ版はすでにあるそうだが、アフリカの都市はこのラゴス版が最初だとか。ふーん。私としては、是非ともナイロビ版など作って欲しいな。これは現実味がある。あれば少々無理しても手に入れたいぞ。(笑)
http://www.cnn.co.jp/business/35025800.html

昔、このモノポリーをベースに、牧畜のアクティビティを作ったことがあるが、完全に失敗した。リアルさを追求した結果、趣旨が不明確になってしまったのだった。

モノポリーは、そのタイトルの如く、独占を求め抜くエゴイズムの世界である。アフリカを殺す「民主主義」をテーマにした方が、モノポリーは使えるのかもしれない。モノポリーの各辺にある会社の4つのスペースには、軍・警察といった暴力装置、財務省・外務省という権力装置の役所をおく。そして国内の地域やエスニックグループを次々抑えていく…形は選挙だけど、事実上のガバナンスの独占を目指すというわけだ。これはかなり、リアルすぎるか…。(笑)

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