ニセコの体験学習の牧場から羊蹄山を望む |
漁業体験は、実際漁船に乗ってクルージングもしてくれるらしい。海が荒れていても内海で必ず乗せてくれるらしい。魚群探知機なんかも見せてくれるし、漁業組合の海産物の選別の仕事やホッケなんかを三枚におろしたりと、なかなか面白そうだ。ツナギや長くつも貸してくれると言う。しかも面白いと思ったのは、木のチップなどを海に撒いて「海の肥料」の実験をしるそうで、「環境問題」を前面に出していることだった。話を聞いていてESDを推進する社会科教師の立場からはかなり嬉しかった。もちろん利益を出すのだろうが、基盤にそういう「理念」をしっかりと持ってくれているのはホント嬉しい。
「ベコ」に飼料をあげる |
ちなみに漁業体験は海鮮バーベキュー、酪農体験はジンギスカンの昼食もつくそうで、なかなかいい。ただ、体験する漁港や農家などはニセコ一帯に散らばっているらしい。観光バス8台を駆使し、班ごとに組み替えた生徒集団を次々と体験場所に降ろしていかねばならない。担当者としては、運営も面白そうだ。
牧場で、担当者のMさんが、熱心に「食育」を語ってくれた。「先生はどんなことを生徒に学ばせたいと思っておられますか?」と聞かれたので、間髪をいれず「地球市民ですね。」と答えたら、ちょっとびっくりしてから大いに喜んでくれたのだった。(笑)
ところで今日も4時間授業だった。クタクタだったが、なんとかやりとおした。何といっても、1年生の現代社会は、私自身が大好きなサルトルの授業だったので…。ふぅー、である。
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