ロイターのWEBニュースによれば、今東京で世銀と総会を行っているIMFが、今年のアフリカの経済成長予測を5%以下に下方修正したという。主な原因は、ユーロ危機で世界的な需要減になっていること、特にヨーロッパに天然資源等を輸出しているアフリカとしては、その影響をかなり受けるだろうという予測だ。さらに、食料価格が上昇に転じており、南ア以外は圧倒的な穀物輸入国であるサブサハラ=アフリカは、その直撃を受けることになり、貿易収支の悪化が予想されるからである。さらに、中国経済が停滞し、中国からの直接投資が多いアフリカは、これまたかなり影響を受けるのではないかという予測もある。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK824636720121009
うーん。全く良いとこなしである。あの成長著しかった韓国の経済も停滞しているようで、若者の失業率も上がっているようである。日本だけが悪いわけではない。(アメリカの住宅事情は、かのリーマンショック以来の底から這い上がったらしく、、まだ少しばかり上向きらしい。)日経を読んでいると、国際経済面では特に暗いニュースが多い。
ところで、今年は、世界の指導者の選挙ラッシュで、かなり構造変化が起こりそうだ。私が危惧するのは、不況をナショナリズムの高揚で乗り切ろうなどという、時代錯誤の指導者が跋扈することだ。経済はすでに、ボーダーレスの時代に入っている。今さら、ナショナリズムでもないだろう、と私は思っている。
地球市民として、自分の国家だけでなく世界の発展を志向する指導者こそ、未来を拓くと思う。まだまだ時間がかかるだろうが、私の役割は、教育の場でその底上げをすることだと考えたりする。
追記:土日と、本校のラグビー部の試合があったのだが、私は所用があって残念ながら応援に行けなかった。土曜日は、大阪市立の体育大会の決勝で、前回府予選でフォワードに押し切られ完敗したM工業高校が相手だった。なんと、顧問の先生にお聞きすると素晴らしいねばりで勝ったらしいのだ。宿敵を倒し、選手たちは皆泣いていたとか。もし、私がその場にいたら、きっと泣いていたと思う。それぐらいのリベンジだったわけだ。ラグビーの試合を二日続けてはキツイ。だが、日曜日の府予選、府立のT高校と対戦し、なんとほぼ完勝だったらしい。凄いなあ。強くなったなあ。次は、いよいよ全国大会常連のT・G高校との対戦である。
2012年10月9日火曜日
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