2012年2月11日土曜日

ワン・フェス2012 その3

ワン・フェスから1週間である。ちょっとブログに書いておきたいことがあったので、「その3」として記しておこうと思う。毎回毎回、ワンフェスでは、散財するのである。連れて行った生徒にエスニック料理をご馳走したり、教材のためにアフリカ関係の民芸品を買ったり…。それも毎回の楽しみである。

今回も、ザンビアの染物を2500円で買ってしまった。ザンビアの染物はタンザニアのティンガ・ティンガ風でありながら、ちょっと素朴。私のお気に入りである。ティンガティンガといえば、今年もまたサンジバルで頑張る柔道家の島岡さんを支援するNGOのブースで、ティンガ・ティンガのデザインのマグカップを1500円で買った。OGのG君も同様に買っていたのがおかしい。「こんなん買ったんですよぉ。」と見せてくれた。(笑)

今回、おもしろいものが手に入った。しかもタダである。これを是非とも紹介したい。「その1」にも少し書いたが外務省のブースで手に入れたODAシールである。JICAの教員研修旅行でケニアに行かせてもらった際に、何度も見たシールで、要するに、『この物品は日本のODAによるものですよ』という印なのだ。ケニアは英語圏なのでJAPANなのだが、その他の言語のものは始めてみた。授業で絶好の教材になると考えている。外務省のブースでは、『ありがとう』を他言語で言って、ポラロイドカメラで写真を撮って、その写真を張り付けたカードに、震災への支援へのなんらかのメッセージを残すというイベントをしていた。私は当然スワヒリで「アサンテ・サーナ」にすると言った。(笑)カードには、以前書いた(昨年3月31日付)ケニアの寒村からの豆支援についてコメントしたのだった。すると、スタッフとじゃんけんして、勝ったら民芸品がもらえて、ハズレがODAカードなのだと言う。「勝ったら、ODAカードを5枚欲しい。」と言って無理やり了承させたのだった。(笑)翌日、前任校のU先生を外務省のブースに連れて行き、同様の方法で、このシールをGETさせることに成功した。こういうシールが、開発教育の教材になるとは、外務省は思いもよらなかったらしい。U先生も無茶苦茶喜んでいたのだった。ところで、今日の画像の下の地図もWFPのブースで、100円で手に入れた最新版の飢餓状況の地図である。U先生は、自分のクラスと隣のR先生のクラスの分も買っていた。私も自分のクラスが出来たら、ザンビアの染物とともに教室に貼ろうと思っている。いいなあ、担任は!

ところで、このODAシール、英語、フランス語、スペイン語、アラビア語そしてもうひとつはポルトガル語だと推測するのですが、間違っていましたら是非ともコメントで指摘してください。

4 件のコメント:

  1. ODAカード5枚ゲットの裏にはそんな隠れた話があったとは!笑
    このODAカード、授業ではどのように使うのですか?

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  2. LILY君、コメントありがとう。基本的にはODAの説明の時に使います。実際に手にとらせて見せようかな。ところで、息子のブログ、わけわからん事をかいてるやろ。(笑)

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  3. なるほど。
    最近、JICAの経費で病院に骨の模型を買いました。近々、JICAが買ったという印のシールを貼ると言っていました。その写真、今度送ります。
    先生のお子さんのブログ読んでると、すごい人なんだな、と思いました。僕の頭では少しも理解できませんが。笑

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  4. LILY君へ。きっとスペイン語のシールなんやろうなあ。写真を楽しみにしているよ。

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