2010年5月10日月曜日
聖☆おにいさん第4巻×2
先日倫理の授業をしていて、ふと『聖☆おにいさん』の話になってしまった。このマンガ、たしかに凄いのである。ブッダとイエスが東京の安アパートに済み、倹約しながら今の若者風の生活をしているのだが、どうしても覚者と救世主である、そのキャラが出てしまうというオカシサがある。読み解くには、ある程度の仏教やキリスト教的知識が必要である。なので、属性の開発のためにも生徒にお勧めのマンガである。(おもしろいことに本校生徒、特に国語科生徒に読者が多い。)
4巻では、ブッダの誕生日を祝おうとイエスがブッダに内緒でバイトするのだが、そこにブッダが買い物に現れる。彼は見つかるまいと、するイエスに「父なる神」がハトに化身して現れる。そのハトの言葉が凄い。「滅びよ。」結局ブッダに父なる神であることがばれるのだが…。また、イエスが使徒と共にやっているネットゲームの世界に、ブッダも入れて遊ぶシーンでは、弱い口先だけの魔物が現れる。「馬鹿」とか「トンマ」とかには笑っていたイエスや使徒が、「おまえの父さんデベソ」という言葉には、超過激に反応してしまうのである。「悔い改めよ!」
ブッダはTシャツをいつも作っている。白地に何か書いてあるのだが、こそっと毎回笑える。
実は新刊が出ているとの情報を受け、京橋の紀伊国屋で、一番新しそうな巻を買い求めた。なんとそれは以前愚息に借りて読んだ第4巻だった。すなわち4巻が2冊になってしまったわけだ。帰宅時の電車で読んでいたら、なんか読んだ気がするので発行日を見てみると昨年10月。あーあ。第5巻が待ち遠しい。4月発売と予告出てるのになあ。
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私の周りでは、聖☆おにいさんの賛否両論がはっきり分かれます。それにしてもまだ4巻とは進むの遅いですね。2年前ぐらいに流行っていた気が・・
返信削除先日のエントリにコメント書きました。なぜかコメント0件になりますが・・
コメントの数不思議ですねえ。今日の聖☆おにいさんの話は第5巻について書ける予定だったのですが…。
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