妻の一時帰国出発の日である。朝から空港に見送りに行ってきた。14:00 KLIA2発で今晩遅くに大阪の自宅に着く予定である。妻がいないのは、極めて困るのだが、通院のこともあるし仕方がない。
ひとつだけ利点があるとすれば、アマゾンで本を注文し、大阪の自宅に発送してもらえる事だ。前回の妻の一時帰国の際に、財布をタクシーに忘れ、クレジットカードを再発行している。(幸い全てもどってきたけれど…)改めて、アマゾンの設定を変更した。私はどうもこういうのが苦手だ。だいぶ時間がかかったが、なんとか設定完了。そのうえで、4冊注文した。本当は、京大の重田先生や大山先生の書かれたアフリカ開発経済学関係の本も欲しいのだが、1冊4000円を超えている。うーんと唸りながら断念した次第。今回は、特に、マレーシアの国民国家に関する本を注文した。
多民族国家マレーシアの国民統合ーインド人の周辺化問題
マレーシアの社会再編と種族問題ーブミプトラ政策20年の帰結
立ち上がれ日本(マハティール首相著作・新潮新書)
それと、物流は世界史をどう変えたのか(PHP新書)
妻の帰国ならびにこれらの本の到着を今から心待ちにしている次第。
2018年10月7日日曜日
2018年10月6日土曜日
PBTの話(66) エコチャンバー
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| https://www.nytimes.com/2011/05/29/technology/29stream.html |
さて、そのA君の志望動機にも、出願前に目を通した。彼は、なかなか面白いことを書いていた。「エコチェンバー」現象こそが、世界を分離させているのではないかという内容だ。彼は、将来国際機関に入って貢献したいという。そのためには、多文化共生や異文化理解を進める必要があるが、SNSにおけるエコチェンバー現象、すなわち自分と同意見のものばかりを選択して、反対意見を黙殺する現象が問題だ、というわけだ。
今日、こんなエントリーをしたのは、東洋経済オンラインの記事「杉田水脈擁護のドクマが蔓延する深刻理由 常識の欠如に無自覚な人たちが増えている」(天野妙)を読んだからである。https://www.msn.com/ja-jp/news/national/
大衆社会における他者依存心理とも関わっているようで、エコチャンバーは、極めて重要な問題であると私も思う。
ところで今、日本では、海上自衛隊の旭日旗を批判した韓国に対する反発が強いようだ。私も韓国の「恨」や「反日教育」には、うんざりしているが、彼らもまた、完全にエコチェンバーしているんだろうなあと思っている。国際法や他者の意見を黙殺している。そこに対話は生まれないし、相互理解も生まれない。由々しき事態だが、今の段階では、海上自衛隊が不参加することは当然かと思う。ネトウヨさんも、リベラルさんも、他者の意見にちょっとばかし耳を傾けようではないか。
2018年10月5日金曜日
内閣人事局長の研究
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今回の閣僚の顔ぶれには興味はないが、面白い記事を今日見つけた。新総務会長の加藤勝信前厚生労働相である。総務会長は、首相が改憲を行うに当たって、実に重要なポジションである。平時には自民党三役の中では最も地味であるが、改憲などと言うプロジェクトを進めるためには総務会が党の意見集約を行うからである。この加藤氏、厚生労働大臣の前は、内閣官房副長官で、初代内閣人事局長だった。
本来、この初代人事局長には、警察庁出身の杉田和博氏が就任するだろうと一部マスコミは誤報したらしい。私はこの誤報は大いに理解できる。官僚人事を司るのは、以前日本を動かしていた事務次官等会議の主催者、(事務方:官僚)の官房副長官であったからだ。面白いことに代々、今は無き内務省系の官僚がこのポストを占めてきた。財務省出身ながら議員である加藤氏の就任は、革命的人事である。政治主導のまさにターニングポイントである。首相が加藤氏をいかに買っているかを示している。(ちなみに調べてみると、加藤氏後、荻生田光一氏(政務)を挟んで、今回の人事では、杉田氏が就任している。法改正によって、内閣人事局長は、政務・事務両方の官房副長官が兼務することになっている。)
憲法改正をめぐって、関門となる重要なポストには、側近を配置していることは明らかだが、さてさてうまくいくだろうか?私は、まだまだ紆余曲折があると見ている。こういう話をまたJ君と討議しようかなと思っている。
2018年10月4日木曜日
ザンビアの中国にNOと言おう
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| https://www.zambianobserver.com/anti-china-protester-lukuku-out-of-jail/ |
パキスタンでも、一帯一路の目玉プロジェクトである鉄道建設について、予算削減を打ち出している。このまま進めば、中国への負債でパキスタンが事実上の経済支配を受ける畏れありと言っているわけだ。
https://jp.reuters.com/article/pakistan-silkroad-railway-idJPKCN1MD0RI
同様に、アフリカ・ザンビアでも中国にNOと言おうという野党のデモが、首都ルサカで行われた。このままでは、借金のカタに中国が作ったインフラを奪われ、ザンビアは中国のモノになってしまう。中国はヒトラーに等しい、というわけだ。
http://www.afpbb.com/articles/-/3191641?cx_part=top_focus&cx_position=5
中国のアフリカ進出は、チャイナ・ファーストである事は確かだ。何より現地の雇用を産まない。人口圧で多くの中国の人々がアフリカを目差す。これは、アフリカにとっては、「時限爆弾」であり、現地の人々と中国人が対立し、やがて暴力を引き寄せるという意見に、私も同感である。中国の進出は、善意による国際協力ではない。あくまで中国ファーストで、旨みを得るのは、悪いガバナンスのアフリカの権力者だけである。アフリカを愛する私としては、中国の動きを好意的に見ることは難しい。
…「アメリカ・ファースト」も、「チャイナ・ファースト」も結局は、持続可能な世界を作る上では、決して有為ではないと私は思う。世界の政治指導者は、今一度国連のSDGsを読み直して欲しいと私などは思うのだ。ここには、世界の「正義」の道しるべが書かれている。日本も、教育勅語よりSDGsを子ども達に読ませるべきだと私は主張したい。これから育成すべき日本人は、持続可能な開発を推進する「地球市民たる日本人」である。
2018年10月3日水曜日
都市伝説ではない太陽の話
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| https://ktwop.com/2010/12/29/solar-cycle-24-is-unusually-quiet-but-not-unprecedented/ |
妻が見ているYouTubeには、都市伝説的なモノもあり、ピラミッドの謎、古代文明の謎、地底人や宇宙人の話、地震兵器の話、JAL墜落事故の話、ユダヤ人と日本人の関係性などなど。物理学や天文学的な話もあって、月の謎や太陽の変化などというものもある。私の中では、情報リテラシーのシステムが働くので、あまり意識していないのだが…。
今朝、太陽の変化の話が@niftyのニュースに載っていた。太陽の黒点が153日間も姿を消し、このままいくと小氷河期が来る可能性は97%だという。
https://news.nifty.com/article/item/neta/12262-098217/
アメリカの太陽観測所が閉鎖されたというYouTubeの話を妻から聞いていたし、うーんと唸るしかない。私は、こういう話は全くの門外漢。とはいえ、大いに気になる話だ。
2018年10月2日火曜日
PBTの話(65) ONE PERCE
このところの授業では、EJUの過去問の解説をしている。EJUには、突如として「覇権主義」などという難解なコトバが出てくる。うーん、「覇権」の説明に、突如として「覇気」という例語が浮かんだ。マンガ・ワンピースの「覇気」である。
PBTで日本語を学ぼうとする学生の多くは、日本のアニメやマンガのオタクが多い。日本に留学するきっかけの最大要因は、この日本の誇るサブカルチャーである。当然ながら、有名なマンガの話は、かなり通じる。宮崎アニメや、ドラゴンボール、ジョジョの奇妙な冒険、そしてワンピース。「ほら、レイリーの覇気…」というと、大受けだった。みんな一気に納得する。「別に5万人を一気に気絶させるわけではないけれど…。」過去問の解説は、あまり新しい事を教えるわけではないので、疲れる授業なのだが、大いに盛り上がったりするのだった。
社会科の教師には、こういうサブカルチャーの知識も必要ではないかと思っている。ちなみに、ワンピースは私はアニメでしか知らない。ちょうど、麦わらの仲間がちりちりバラバラにされた頃から見だして、ルフィーが女々島に行き、インペルダウンに向かい、頂上戦争、魚人島、バンクハザード島、そしてドレスローザで、ドフラミンゴをやっつけるあたりまで見た。その後マレーシアに来たので見ていないのだが…。このワンピースは、その世界観が複雑で、実に難解だ。七武海の意味がわかるまでだいぶかかった。(笑)まあ、授業でワンピースの登場人物を例を引くくらいは理解したつもりだ。
機会があったら、頂上戦争の時、海軍の大将であった3人が、実在の俳優をモデルにしていること(赤犬:菅原文太 黄猿:田中邦衛 青雉:松田優作)を教えてあげようかなとも思っている。また、何故犬と猿と雉なのかも…。案外知らないのではないかと思う。
PBTで日本語を学ぼうとする学生の多くは、日本のアニメやマンガのオタクが多い。日本に留学するきっかけの最大要因は、この日本の誇るサブカルチャーである。当然ながら、有名なマンガの話は、かなり通じる。宮崎アニメや、ドラゴンボール、ジョジョの奇妙な冒険、そしてワンピース。「ほら、レイリーの覇気…」というと、大受けだった。みんな一気に納得する。「別に5万人を一気に気絶させるわけではないけれど…。」過去問の解説は、あまり新しい事を教えるわけではないので、疲れる授業なのだが、大いに盛り上がったりするのだった。
社会科の教師には、こういうサブカルチャーの知識も必要ではないかと思っている。ちなみに、ワンピースは私はアニメでしか知らない。ちょうど、麦わらの仲間がちりちりバラバラにされた頃から見だして、ルフィーが女々島に行き、インペルダウンに向かい、頂上戦争、魚人島、バンクハザード島、そしてドレスローザで、ドフラミンゴをやっつけるあたりまで見た。その後マレーシアに来たので見ていないのだが…。このワンピースは、その世界観が複雑で、実に難解だ。七武海の意味がわかるまでだいぶかかった。(笑)まあ、授業でワンピースの登場人物を例を引くくらいは理解したつもりだ。
機会があったら、頂上戦争の時、海軍の大将であった3人が、実在の俳優をモデルにしていること(赤犬:菅原文太 黄猿:田中邦衛 青雉:松田優作)を教えてあげようかなとも思っている。また、何故犬と猿と雉なのかも…。案外知らないのではないかと思う。
2018年10月1日月曜日
マハティール氏の国連演説 考
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| https://www.nikkei.com /article/DGXMZO359225 7029092018000000/ |
15年ぶりに演説に臨んだマハティール氏は「15年前から世界は良い方向に変わっていない」「ナショナリズムやポピュリズム、国際協調からの離脱が世界で広がっている」「70年前に勝利した5ヶ国が要求を押しつける権利はもうない」と安保理改革まで踏み込んで訴えた。中国の債務や北朝鮮やイランへの制裁の問題、イスラエルの不法行為についても持論を述べた。
演説後の記者会見では、「アジアで台頭した中国や日本、韓国は今互いに協力できていない」と苦言を呈したと報道されている。実に要所を締めた発言だと私は思う。
http://news.livedoor.com/article/detail/15377472/
8月の我がクラスの学生が参加した九州でのリーダー塾で、マレーシアも日本の平和憲法に倣って改憲する意志があることを表明。これを受けて、同じ演説後の記者会見で「(日本の改憲は)平和を促すのではなく、問題の帰結のために戦争を使う他国に加わることになる」「(9条は)日本が戦争することを許さない憲法」とも。これも、現政権の積極的平和外交という安易なレトリックを打ち破るアジアからの重要な発言だ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201809/CK2018093002000116.html
…どこかのポピュリストの幼稚な演説とは次元が違う。ある意味マレーシアの首相だから言える本音(アメリカのポチの日本国首相には決して言えない)でもあるが、安保理の拒否権の否定に賛同する国は多いのではないかと思う。国連の一般討論演説とはこういうものだと示した、高齢の天才政治家が示した好例であろうと思うのだが…。
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