文春文庫の「アジアにこぼれた涙」(石井光太/4月10日発行)を読んでいる。ノンフィクションで、10話ある中で、まだ3話しか読んでいないが、物凄い本だ。
アフガントラックの絵師
ダルフールからやってきた兄と妹
ジャカルタの失恋者たち
内容は新刊だし、あまりあからさまにしないほうがいいと思う。タイトルに少しだけ注釈をつけておく程度にとどめようと思う。「アフガントラックの絵師」は、あの沢木耕太郎がクレイジーバスと称したデコレーションと荒い運転で有名なバスが行き来するパキスタンの山岳地帯を行くトラックに絵を描く父親とその息子の話だ。アフガン内戦が落とした暗い影が身にしみる。「ダルフールからやってきた兄と妹」は、マレーシアの港町での話である。ダルフールは、スーダンのダルフールである。あまりに酷い現実に戦慄する。「ジャカルタの失恋者たち」は、著者が日本人であること大きな立ち位置を占める話。想像を絶する現実を知る事になる。
世界の最貧困地帯を歩く著者の作品は「絶対貧困」以来だ。私は、高校社会科の教師として、こういう作品をきちんと読んでおかなくてはいけないと思うのである。
2015年5月7日木曜日
2015年5月6日水曜日
春一番2015 最終日に行く。
以前から楽しみにしていた春一番に今年も行ってきた。昨年は雨で大変だったが、今年は快晴。それも最初から最後まで7時間におよぶコンサートに参加したのだった。
昨年は、雨の関係で、私と妻と親友のH氏それぞれのご贔屓の出番が終わると帰る羽目になったが、今年はじっくり聴くことができた。すると、これがイイのだ。知らない出演者であってもじっくり聞くと味があってイイ。
今回のお目当ては、まずは私・妻・H氏とも昨年、衝撃を受けたアチャコ。そして元憂歌団の天使のダミ声・木村充揮、金子マリ、山下洋輔の三人である。私は、木村の大阪バリバリのエンターテーメント、心底凄いと思った。いやあ、痺れたのだ。実は、木村の出番の少し前から、アチャコ氏が出番を終えて私服で通路を挟んだ私の隣席にいてびっくりしたのだった。結局握手してもらった。(笑)この辺の出演者との距離が近いのが春一番の大きな魅力である。
妻は、山下洋輔のピアノに衝撃を受けていた。とにかく表現の仕様がないほど凄い迫力なのだ。彼も春一番には縁があって昔々参加して、4年前にも参加したのだそうだ。フォークやロック、ブルースだけでなくジャズも春一番で聞けたりするわけだ。
高田渡の息子の高田漣(れん)も良かった。野外音楽堂の舞台背景に普通の自転車が吊ってあるのを不思議に思っていたのだが、あれは高田渡の自転車であったのだ。当然、「自転車に乗って」の大合唱になった。(このブログを読んでいただいている方の果たして何人がご存知だろうか?)AZUMIもまるで講談のようなフォークを聴かせてくれた。私は好きだな。ヤスムロコウイチというシンガーも、沁みた。最後の曲は地雷を踏んで亡くなった子供を歌っていた。幕間のような感じで登場したナオユキというコメディアンも良かった。大阪でしかウケないかもしれないけど。細かく論評すれば長くなるので、この辺でストップ。明日は、仕事である。(笑)…ホント楽しかったけれど大いに疲れたのであった。
昨年は、雨の関係で、私と妻と親友のH氏それぞれのご贔屓の出番が終わると帰る羽目になったが、今年はじっくり聴くことができた。すると、これがイイのだ。知らない出演者であってもじっくり聞くと味があってイイ。
今回のお目当ては、まずは私・妻・H氏とも昨年、衝撃を受けたアチャコ。そして元憂歌団の天使のダミ声・木村充揮、金子マリ、山下洋輔の三人である。私は、木村の大阪バリバリのエンターテーメント、心底凄いと思った。いやあ、痺れたのだ。実は、木村の出番の少し前から、アチャコ氏が出番を終えて私服で通路を挟んだ私の隣席にいてびっくりしたのだった。結局握手してもらった。(笑)この辺の出演者との距離が近いのが春一番の大きな魅力である。
妻は、山下洋輔のピアノに衝撃を受けていた。とにかく表現の仕様がないほど凄い迫力なのだ。彼も春一番には縁があって昔々参加して、4年前にも参加したのだそうだ。フォークやロック、ブルースだけでなくジャズも春一番で聞けたりするわけだ。
高田渡の息子の高田漣(れん)も良かった。野外音楽堂の舞台背景に普通の自転車が吊ってあるのを不思議に思っていたのだが、あれは高田渡の自転車であったのだ。当然、「自転車に乗って」の大合唱になった。(このブログを読んでいただいている方の果たして何人がご存知だろうか?)AZUMIもまるで講談のようなフォークを聴かせてくれた。私は好きだな。ヤスムロコウイチというシンガーも、沁みた。最後の曲は地雷を踏んで亡くなった子供を歌っていた。幕間のような感じで登場したナオユキというコメディアンも良かった。大阪でしかウケないかもしれないけど。細かく論評すれば長くなるので、この辺でストップ。明日は、仕事である。(笑)…ホント楽しかったけれど大いに疲れたのであった。
2015年5月5日火曜日
毎日 朝刊・国際面の憂鬱
![]() |
| ボルチモアのインナーハーバー http://www.phillipsseafood.com/locations-and-menus/baltimore |
まずは、イスラエルのテルアビブで、エチオピア系の若者が人種差別に対して数千人の抗議デモを行ったという記事。4月末にエチオピア系の兵士が路上で明確な理由もなく警官の暴行を受けたことが引き金である。「二級市民」のような差別を受けてきたと、不満をもつエチオピア系と治安当局が衝突し、60人以上が負傷、40人以上が逮捕された。ネタニヤフ首相はエチオピア系市民の代表者と会談、暴行を受けた兵士とも面談するという。
…エチオピア系のユダヤ人は、「ソロモン作戦」でイスラエルが脱出させた(12年6月23日付ブログ参照)経過がある。イスラエルは、人種的には極めて多様である(12年8月10日付ブログ「家庭内別居?イスラエルの現実」)が、エチオピア系の人々が「二級市民」的に扱われているらしいことは、実際テルアビブの下町を覗いてみて実感した。対外的に緊張感を常にもつイスラエルが、このような内側の問題を容認することはできまい。ネタニヤフの素早い動きがそれを表していると思う。
次にサウジ空軍が、イエメン北部のフーシへの空爆でクラスター爆弾を使用したようだ。このクラスター爆弾は新型で、(クラスター爆弾禁止条約には不参加だが、それに押されたカタチで開発された)不発弾が1%以下だというアメリカ製。しかし、実際には10%以上の不発弾が見つかったという。(記事では、この辺が詳細に記されていた。)
…問題は、不発弾のパーセンテージではないと思う。先日のイスラム国人質事件の際、イスラム教徒(だけではなく一神教徒全てが)が火に焼かれ、元の肉体を失うカタチで死ぬことがどれだけ宗教的な憎悪を新たに生むかを再認識した。どうあれ、戦争は悲惨である。まして、クラスター爆弾は極めて非人道的な兵器であることは論を待たない。憂鬱な話である。
最後はアメリカの話である。ボルティモアの夜間外出禁止令は解除されたようだ。アフリカ系男性への警官の犯した事件での騒動も、警官6人を訴追で一段落したようだ。
…ボルティモアを初めて訪れた時、ドイツ系、イタリア系など多くの民族で住居地域が分かれていた。アフリカ系の人々の地域には、洗濯物が干されていたりして、一気に雰囲気が変わった。その差に驚いたことを思い出す。経済格差と根深い差別。これは未だにアメリカに巣食う病根である。
さらにテキサスで、「米国の自由防衛構想」というNYに本拠をおく反イスラム団体が、ムハンマドの風刺画コンテストを開催、これにおそらく抗議する2人が会場で発泡し射殺された事件。コンテストには350点以上の応募があり、約200人がイベントに参加したという。
…これも暗澹たる気分にされる事件だ。多文化共生というのは、地球市民の理想だが、現実には極めて厳しい。仏教的に見れば、人間の煩悩、とくに他者に勝ろうとする「修羅」をいかに抑えるかが、今世界に必要だと感じざるを得ない。
2015年5月4日月曜日
オスプレイ、ネパールへ
岩国の航空ショーでオスプレイが展示されていなかったことを先ほど書いたが、普天間基地のオスプレイが、ネパールの地震支援に使われているようだ。たしかに長い航続距離と、垂直降下が可能なオスプレイは、こういう時大いに活躍できる。昨日、沖縄からそのままカトマンズに到着したという。昨日訪れた海兵隊は、そもそも有事に最も早く駆けつける部隊である。こういう使われ方もあるわけだ。
軍事と支援、全く180度異なる使われ方である。オスプレイは、山岳地帯の被災地にも物資を容易に運べる可能性を秘めている。ややこしい批判は置いておいて、とにかくもネパールの人々の役にたって欲しいものだ。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/obiekt/20150504-00045395/
軍事と支援、全く180度異なる使われ方である。オスプレイは、山岳地帯の被災地にも物資を容易に運べる可能性を秘めている。ややこしい批判は置いておいて、とにかくもネパールの人々の役にたって欲しいものだ。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/obiekt/20150504-00045395/
雨の岩国 航空ショー(後編)
![]() |
| 海上自衛隊側の滑走路からブルーと米軍F16を望む |
![]() |
| 雨の岩国 ブルーインパルス |
最後に貴重な体験をしたので、エントリーしておきたい。行きのフェリーでのことだ。ツアーごとに2等の部屋に泊まったのだが、超満員。シートとシートの隙間がないほどだった。これには大いに閉口した。見ず知らずの人々との間合いがあまりに近い。私はふと、奴隷運搬船を連想した。きっともっと酷いだろうが。また、阪神大震災や東北大震災の時の避難所、ネパールの避難テントなど、ずいぶん気を使うだろうと今更に感じたのだ。
様々な経験をした1泊2日の岩国フレンドシップデーのツアーだった。このツアーのために体調を整えてきた妻も、「また岩国に行ってもいいと思うけど、船で行くなら個室希望。」と言っていた。(笑)…同感。
雨の岩国 航空ショー(前編)
岩国の米軍海兵隊基地と海上自衛隊基地のフレンドシップデーに行ってきた。梅田からバスで大阪南港へ向かい、バスごとフェリーに乗船。門司から岩国へ入り、航空ショーを楽しんだ後、一気に大阪まで高速を走り、終電までに帰り着くというナカナカ凄いツアーである。(笑)
数日前から気にしていた天気予報は、3日の昼から崩れるような感じだったが、すでに門司では雨だった。傘をさしての航空ショーは辛い。しかし、バスから見た岩国駅から基地へ向かう長蛇の傘の列に圧倒された。凄い人数だ。まだ8:00である。観光バスだけは基地内に設定されたエプロンに駐車場があるのだが、ツアー以外の人はこれまた長蛇の列に並ぶシャトルバスか、歩くしかない。とにかく20万人の人出予想は、雨だろうがなんだろうが関係ないようだ。
雨だが、航空ショーはほぼ予定どうり行われた。最大の魅力はやはり戦闘機のデモフライトである。爆音と実際の飛行のズレこそが、醍醐味である。米軍のF-16は、私の最も好きな機種である。やはり、垂直上昇や旋回能力などの軽快さが素晴らしい。航空自衛隊からは、Fー15が飛んで来た。爆音はF-16より重い。タッチアンドゴーの迫力はでかいだけに凄い。ちなみに、米国では、予算削減のためにF-15のデモフライトは行われていないのだという。米軍・空中空輸機によるデモ飛行の予定は変更された。空中給油機はネパールに支援に行っているそうだ。その代わりに、A6イントルーダーの機体を改良したEAー6BとFAー18の編隊飛行と攻撃のデモフライトが行われた。自衛隊の航空ショーではありえない。軍のもつプラスとマイナスの意味を痛感させられるよな話である。
今回の航空ショーの滑走路は、米軍側と航空自衛隊側に分かれていて、米軍側には有料のヒナ段がある。(会場図参照:最上部が滑走路で左米軍・右自衛隊)だから一般人にとっては意外に見にくい。航空自衛隊側は少し見やすいので、そこで主に見ていた。だが、雨がカメラのレンズに当たったりして撮影は難しい。バックも曇天だし…。
複葉機などのアクロバット飛行もあった。雨の中、機体の上に立つ人はかなり危険だったのではないか。パイロットもかなり視界が悪かったはずで、雨ならではのヒヤヒヤ感である。
私はこれまで、岐阜基地と小松基地に行ったが、岩国は規模がかなりでかい。ピザやホットドックなどの米軍らしいフードをはじめ、店も多かった。米軍関係者も多く参加していて、米軍基地の規模自体のデカさにも驚いた。以前、ヴァージニア州ノーフォークの海軍基地のツアーに参加したことがあるが、日本の国土の狭さを考慮しても同様に感じるほどの規模だと思った次第。つづく。
数日前から気にしていた天気予報は、3日の昼から崩れるような感じだったが、すでに門司では雨だった。傘をさしての航空ショーは辛い。しかし、バスから見た岩国駅から基地へ向かう長蛇の傘の列に圧倒された。凄い人数だ。まだ8:00である。観光バスだけは基地内に設定されたエプロンに駐車場があるのだが、ツアー以外の人はこれまた長蛇の列に並ぶシャトルバスか、歩くしかない。とにかく20万人の人出予想は、雨だろうがなんだろうが関係ないようだ。
![]() |
| F-15のタッチアンドゴー |
今回の航空ショーの滑走路は、米軍側と航空自衛隊側に分かれていて、米軍側には有料のヒナ段がある。(会場図参照:最上部が滑走路で左米軍・右自衛隊)だから一般人にとっては意外に見にくい。航空自衛隊側は少し見やすいので、そこで主に見ていた。だが、雨がカメラのレンズに当たったりして撮影は難しい。バックも曇天だし…。
複葉機などのアクロバット飛行もあった。雨の中、機体の上に立つ人はかなり危険だったのではないか。パイロットもかなり視界が悪かったはずで、雨ならではのヒヤヒヤ感である。
私はこれまで、岐阜基地と小松基地に行ったが、岩国は規模がかなりでかい。ピザやホットドックなどの米軍らしいフードをはじめ、店も多かった。米軍関係者も多く参加していて、米軍基地の規模自体のデカさにも驚いた。以前、ヴァージニア州ノーフォークの海軍基地のツアーに参加したことがあるが、日本の国土の狭さを考慮しても同様に感じるほどの規模だと思った次第。つづく。
2015年5月1日金曜日
5月からバイク(定期)通勤
![]() |
| 駅から駐輪場へ帰る時、こういう風景だ。ホッとする。 |
原付の駐車料金は、1回200円。駐輪場から駅までは1分くらい。なかなか快適である。なにより帰りが無茶苦茶楽なのである。妻が今度は、「定期にしたら。」と言い出した。定期代はひと月3000円である。まあ、15回以上利用したら元はとれるが、そんなに晴れの日があるかなあと躊躇していたのだが、半ば強引に定期に切り替える羽目になったのだった。
その初日が今日だったわけだ。幸い快晴。5月は連休もあるし、あまり得するとは思えないのだけれど、いちいち係員さん(シルバーの方だ。)の仕事を増やさなくていいのは確かだ。
学校と放出駅間の自転車の定期駐輪場代(2400円)は私持ち。
家からは津田駅までの駐車場代は妻が支払うということになったが、なんと贅沢な話だと思ってしまうのは、大阪人的貧乏性故か。
今日の画像は、「枚方つーしん」のもの。http://www.hira2.jp/archives/50323224.html
登録:
投稿 (Atom)










