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翌朝裁縫したユダヤ人墓地 |
さて、ペナンのユダヤ人墓地についてエントリーしようと思う。私はこれまで、イェルサレムのオリーブ山、ポーランド・クラクフのユダヤ人墓地に行ったことはあるけれど、このペナンのユダヤ人墓地はまた違った趣があった。専門家である息子によれば、イギリス統治が終わった後、ここにはユダヤ人社会はもう存在しないらしい。だから、インド系のおそらく公務員(服装はそうは見えなかったけれど)が管理している感じだった。話した彼はユダヤ教徒ではなく、ヒンドゥー教徒だと言っていた。お墓の形態は、クラクフの銘板型ではなく、いかにも土葬といった感じである。少しWEBで世界のユダヤ人墓地を調べてみたが、イギリス型というのでもないようだ。したがって、私の主観的・感覚的なコメントしかできないのでひたすら写真で紹介することにしたい。
比較的、新しいお墓もあった。それでも、1960年代であった。お墓の上に石がのせられているのは、ユダヤの敬意や哀悼の意を示すものである。誤解無きよう。
観光地ではないし、興味がある方はあまり多くないと思うが、一応案内をしておく。コムタからマカリスター通りを西に向かい、ちょっと高いビルとクレイポットの中華レストランの間の道(Jalan Zamal Ahidin)を100mほど北に向かうと門がある。朝10時~夕5時。基本的には無料だが、「お気持ちを」と言われたので、10分ほど早めに開けてくれたし、少しばかり渡した。管理費もそれなりにいるのだろうと思う。
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