JICAのケニア視察(2003年)の仲間であるM先生が、ウズベキスタンで、日本語で日本の文化などを教えている。M先生は2年ほど早めに府立高校を退職して、JICAの研修所に入った。ウズベク語を学ぶ必要があったからだ。実際のところ、学生には日本語で講義するので直接必要がないのだが、現地で生き延びるためには必要なのだそうだ。
具体的には、このM先生が関わっているシニア・ボランティア、タシケント国立法科大学内に設けられた日本法教育研究センター(CJLU)である。ここで学んだ現地の学生は、名古屋大学大学院法学研究科の修士過程に留学、多方面で活躍しているらしい。
http://cjl.law.nagoya-u.ac.jp/content/10
M先生は、同じ社会科教師の私に、後継者となれば、などと言ってくれたのだが、私自身は語学を学ぶのが極めて苦手である。英語でもかなり怪しいのに、ウズベク語なあ…と、尻込みをしてしまうのであった。ところで、この仕事、JICAのボランティアなので、JOCV同様、収入はほとんどなし。奥さんと現地で暮らす上で問題ない程度の待遇。これはいいな。なにより、開発教育に携わってきた者として、実際の国際貢献に寄与できることが嬉しい。しかし、ウズベク語は堪忍である。
なぜこんな話をエントリーしているかというと、退職まであと2年となった。大阪市では、再任用制度があって、多くの先生方が再任用されている。これには、うーんと唸ってしまう。その理由は多々あるのだが、ブログでは書けないことのほうが多い。(笑)ただ給料が半分になるというのが、唸る理由ではないことだけは確かだ。そもそも私は自分の給料の額を知らない、というより知ることを避けている。(笑)ほんと、真剣に将来の自分について考えなければならない。
2016年3月13日日曜日
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