NHKで昨日の夕方だったか、「長ぐつをはいたネコ」を見た。ペロー童話とは、あまり関係なくて、シュレックシリーズのスピンオフ作品だった。
とはいえ、アメリカらしい優れたエンターテーメント作品だった。昨年の黒猫チューチュー以来、「猫の気持ち」みたいなことをだいぶ学んだので、そういうことも使った演出(砂かけダンスなど)が特に面白かった。
とはいえ私にとっては、昔の東映作品「長靴をはいた猫」の方が面白い。これは、ペロー童話をもとにしていて、「♪ビックリシタニャー・ビックリシタニャー」で始まる主題歌とともに、極めて優れた作品だと思う。特に、ツインタワーのようになっている城のデザインなど、子供心に凄いなと思ったものだ。この頃から、日本の(というより東映の)アニメ作品は名作を残している。私は、特に「長靴をはいた猫」と「わんわん忠臣蔵」が大好きである。
当時、東宝と大映はゴジラやモスラ、ガメラを始めとした怪獣映画へ、東映はアニメへと違う子供路線を進んでいた。今の宮崎駿監督などの日本のアニメ映画の興隆の源は東映にあるわけだ。たまたま見たアメリカのアニメから、昔話になってしまった。たまにはこんなエントリーもいいかな、と思う。
2016年3月6日日曜日
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