日経の国際面に、またジンバブエ・ムガベ大統領の愚行が報道されていた。干ばつや食糧難に苛まれる国民をよそに、92歳のお誕生会が盛大に開かれたらしい。このパーティーでは、アフリカ大陸のカタチや国内の世界遺産・グレートジンバブエのカタチをした巨大なケーキが登場したという。このお誕生日会の開催費用は80万ドル(9100万円)。
…全くアホな話である。まさか、昨夏設立された大統領夫妻が経営するアイスクリームとチョコレートの会社がケーキをつくったわけじゃないよな。
http://www.huffingtonpost.jp/2015/08/22/zimbabwe-mugabe-ice-cream_n_8024514.html
一方、今日の日経に載っていた経済記事。ナイジェリアの中心都市・ラゴスに、日本の(高架をゴムタイヤで走るゆりかもめのような)交通システムを輸出する計画があるらしい。JICA調査団が、渋滞の激しいラゴス島とビクトリア島を結ぶべく調査を開始するとのこと。車両の導入、線路の敷設、信号システム、さらにこれらの施設の維持管理など一括で、1000億円ほどのビジネスになるらしい。
…これはなかなか面白いビジネスのハナシである。アフリカの大都市の渋滞はかなりのもので、2003年のケニア・ナイロビでもなかなかホテルに帰りつかなかった。その対策らしい。日本方式をまるまる輸出というのがいい。ガバナンスなどの面で日本式がアフリカの地に根付いたりしたら、凄いんじゃないかと、大いに期待されるわけで…。
2016年2月29日月曜日
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