http://blog.livedoor.jp/pacco303/archives/85082404.html |
親アメリカから一気にBRICSに接近したサウジは、最大のアメリカの武器輸入国であり、安全保障面からアメリカの軛からそう簡単に離脱できない。一気にロシア製や中国製の武器に転換することは不可能だからだ。今回のBRICS加盟は、現米国民主党政権への面当て的な戦略ではないかとの見方が優勢である。さらに、10月にはアルゼンチンの大統領選挙があり、それによってはアルゼンチンの早速の離脱ということも想定されている。
BRICSの国際基本通貨が、BRICSの通貨の国際的信用がないゆえに金本位制によらねばならない、したがって大量発行は不可能という苦境もあって、華々しい話題であったが尻すぼみに終わりそうな気配である。中国の金融危機もいよいよ正念場という感じだし…。
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