https://www.kobe-u.ac.jp/SCCL/ |
第10位は同率で、早稲田大学と慶応大学であった。関西の高校生からすると、早慶は”あこがれ”ではあるが遠い存在である。早慶の差異は大隈重信と福沢諭吉という創立者の相違、バンカラとお坊っちゃんという学生気質が我らの世代の感覚なのだが、近年は偏差値とと試験の結果でどちらでも可であるらしい。同率10位というのは恣意的かも。
第9位は龍谷大学。私にとっては実は意外。産近甲龍の中でも最も地味な存在だったのだが…。
第8位は関西大学。関関同立の中では、今や少し離されてきた感がある。創立者・児島惟謙の雰囲気はほとんどなさそうだ。THE大阪の総合大学といった感じ。卒業生の教え子も多いので怒られそうだが…。
第7位は京都大学。もっと上かと思ったのだが、実際のところ、京大・阪大・神大の国立総合大御三家では、かなり抜けている感じ。記述試験の難しさがさすがにハンパないので、敬遠されているのかなあ。
第6位は東京大学。これも意外。関西では、京大のほうが雰囲気も人気も上だろうと思ってしまう。なぜランクインしているのか、と思ってしまう。
第5位は神戸大学。実は、人気が高い。わが学園でも国公立大といえば、兵庫県民愛が強く、まず神大になっている。たしかに丘の上の雰囲気のいい大学である。
第4位は近畿大学。これも意外。なじみがあるというより”強い”のだろう。近大の広報戦略は日本屈指であると思う。最近の生徒は、関大より近大志向が強いようだ。
第3位は関西学院大学。私は第2位だと思っていた。キャンパスの美しさは群を抜いているし、女子学生のあこがれ的な大学である。学園でも距離的に近いので人気抜群である。
第2位は立命館大学。これも意外。私の頃は地方出身の学生が多いこと、公務員に強いこと、民青が多いことが特徴で、衣笠キャンパスは無骨で、あまりいい雰囲気はなかったのだが、RITSとしてスクールカラーを大幅に改革した。国際関係学部の存在も大きいのだろうと思う。
第1位は同志社大学。これは納得である。関西といえば、自由な学風の同志社であろう。今出川も京田辺もレンガ造りで美しい。学園では、関学とともに同志社人気が高い。
今どきの学風観、私達のときより大きく変化しているようだ。ところで、阪大が入っていない。これも意外である。阪大の良さは、学風や雰囲気ではなくもっと実利的なところにあるということなのだろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿