5限目の総合学習の時間が、三崎高校せんたん部が昨年制作した映画「せんたんビギンズ」を元に進められていた。1年生へのせんたん部の取り組みのレクチャーが主目的らしい。この映画をプロデュースしたH氏がマイクを握っていた。H氏は三崎高校の地域創生に関わるカリキュラムデザインを担当されている民間の方である。先日、私もお会いして少しお話させていただいた。
さて、この映画「せんたんビギンズ」は、まだマレーシアにあって伊方町地域おこし協力隊にエントリーした頃、HPにあったので全部見た。三崎に来てから見ると、行ったことのある風景が使われていたりして、なかなか面白っかったのだが、特に「へぇー、そうだったのか」ということが2つあった。
ひとつは、男子生徒が赤い三崎港の灯台から飛び込むシーンがあるのだが、この役を演じていたのが、今、塾で倫理と政経を教えているT君であったことである。
もうひとつは、最後にせんたん部の旗が登場するのだが、これが伊方町に伝わる「裂き織り」で出来ていたことである。この「裂き織り」というのは、傷んだり不要になった布を細かく裂いたものを横糸とし、麻糸などを縦糸として織り上げるものである。こちらにきて、地域協力隊のHさんがこの「裂き織り」振興に関わっているので私も知った。
と、いうわけで映画「せんたんビギンズ」もういちど見てみようかな。見る人によって様々な感想になる、意外に難解な映画なのだが…。
2019年12月4日水曜日
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