ワンワールドフェスティバルに行ってきた。いつもの国際交流センターではなく、関テレの本社ビルと隣接する北区民センター、扇町公園の3つに分かれていたので、なんとなく勝手が違ったのだが、今日の私の動きも3部作といった感じであった。
第1部はムラのミライというNPOの「対話型ファシリテーション超入門セミナー」への参加である。10分前に到着したのだが、予約制であったこと、参加費が500円かかったことに驚いた。キャンセル待ちになったが、結局セミナーに参加することができた。ムラのミライというNPOは、インドやネパール、セネガルなどで活動しているらしい。だが、井戸を掘ったり、学校を建てたりするわけではない。ムラの人材を育成するという珍しいNPOである。その人材育成の方法を学んだのだ。一通りの講義の後、ワークショップを行った。たまたま臨席だった、神戸の会社員のSさん、京都のフィリピンに国際協力をしているNPOに勤めるNさんとともに学んだのだった。内容については、500円を払っただけ熱心に聴けた(笑)し、極めて有意義な内容だったとだけ書いておこうと思う。内容自体はこのNPOの存在自体に関わるものだと思われるからである。しかもこのセミナー、最後に凄いオチがついていた。前任校で最後に地理Aを教えた1年生だったT君も参加していたのだ。現在K大在学中ながら、ラオスとの国際協力に関わっているという。「実は先生の授業に大きな影響を受けました。」と言ってくれたのである。感激した。ここにも、「其 微衷ヲ憐ミ継紹ノ人」(11年3月17日付ブログ参照)が…。
第2部は、OB・OGとの再会である。私の携帯には3人からメールが入っていた。まずは、前任校で担任したK君とM君。もう25歳のレディーである。ウガンダのコーヒーを飲みながら、同窓生の様子をいろいろと聞く。メキシコ在住のO君やESDを大学で修め小学校教諭になったK君が近々出産するらしい。次に本校のOG、T君。彼女はK大政策創造学部の2回生である。友人とともに、ワンフェスに来て大いに有意義な1日を過ごしていたようだ。大学のことや将来のことを、これまたウガンダのコーヒーを飲みながら聞いた。夏に2人でフィリピンに行くらしい。いいなあ、学生は。最後は、何度もこのブログに登場する奈良教育大のG君である。彼とは外の喫茶店で、久しぶりに彼の将来やESDについてゆっくり話すことができたのだった。コーヒーも3連発である。(笑)
第3部は、もういちど関テレ本館に戻ってのアフリカ音楽を楽しんだことである。実は、事前にこれまで見たことがないほど多くのジャンベを降ろしている車に出会ったのだ。聞くと南アの人で、PM4:30から公演があるのだという。多くの子供たちがシャンベを叩くらしい。G君と別れたのが、ちょうど公演の時間になっていた。これ幸いと、聴きにいったのだ。いやあ、よかった。久しぶりの生のアフリカ音楽である。子供たちも可愛かった。(画像参照)聴衆の後方で、肩車された金髪の白人の女の子も手拍子していたりして、ホント、ワンフェスらしいシチュエーションだった。やっぱり、ワンフェスはいいのだ。来年もまた「其 微衷ヲ憐ミ継紹ノ人」との出会いを楽しみにしたいと思う。
2015年2月7日土曜日
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一年ぶりのコメントになります。現mmym学院大学二回生、H高校OGのSKです。お久しぶりです。
返信削除ワンフェス楽しそうですね!私は今年縁がなく行けませんでした(泣)
私も来週からフィリピンに3週間ほど行く予定です。今回も貧困支援などのソーシャルボランティアです。帰国後は報告会もあり、学びの多い旅にできたらなと思います。
去年のインドからの帰国後に、つじやんに話を聞いてほしくてUSBを持ってまで(笑)H高校に出向いたのですがアポなしのせいかタイミングが合わずじまいでした(笑)。というのも、つじやんが授業で教えてくれたことと、実際現地に行ってみて違ったことがあって、「実際に自分の目で見なければわからないこともあるんだな」というお話がしたくて、、、(笑)私、インドへ行ってから本当に人生変わりました。
またゆっくりお話できる機会があれば幸いです。
今は、国際ボランティアサークルの代表を務めたり、夏は学校のプログラムで内モンゴルへ緑化活動に行く予定があったりと、とても充実した学生生活をおくっております。
私の近状報告ばかりになってしまいましたが(笑)、完全につじやんの影響を受けた道を歩んでおります(笑)。
SK君、コメントありがとう。ここにも「其 微衷ヲ憐ミ継紹ノ人」が。めちゃくちゃ嬉しいねえ。インドとアフリカの開発経済学はだいぶ差がある。その違い、是非とも教えてほしいねえ。またアポくれたら、時間を空けて待ってるよ。
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