三崎高校では、鑑賞行事が行われた。坊っちゃん劇場である。本来は1学期に、3年生が東温市の本拠まで鑑賞に行く予定だったが、コロナ禍で中止になった。今回の鑑賞会は、愛基金という、元あいTVの社長も務めた実業家・三浦保氏の基金で、本校での公演が実現したそうだ。キャリア教育ミュージカルというカタチで、その三浦保氏の生涯を元に作られていた。
演者は3人。そのうち1人は脇役で何役も務めていた。ダンスは少なく、歌のほうが主でミュージカルとオペレッタの中間くらいだったと感じた。とはいえ、さすが坊っちゃん劇場で、ちょっとしたウィットを含んだ演出もあって、少人数の公演だったが、ホントよかったと思う。
何事にも一所懸命な三浦氏の姿勢が、生徒にも大きな感動を与えたようで、多くの生徒が「よかったです。」と言っていた。元になった三浦保氏の魅力、シナリオの良さ、演出の良さ、演者の実力、音響証明の効果、これらが全て揃っていたからこそ、感動を届けることができる。こういう仕事をしている坊っちゃん劇場、いいな。人生が二度あれば…。
この故・三浦保という人物の生き方を様々なエピソードで描いていた。実に熱い人だった。保護司も経験されていた。私の友人も奈良で保護司をしていて、いろいろと話を聞いたこともある。ボランティアだし、大変な仕事だ。そういう人物だからこそ、魅力があり、シナリオ化できたのだと思う。この辺はシナリオを何回か書いた私もよくわかる。元がよくないといいモノはできない。
出演者と記念撮影 |
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