2020年11月12日木曜日

持久走大会 '2020


三崎高校では、今年も持久走大会が開かれた。去年と違うのは、塾の講師陣も走ることになったことだ。当然ながら私は走らなかったが、「走ったら」と勧めたのは私だ。学校との連携強化を訴えている私としては、実に嬉しい。

学校長も生徒と共に走られておられた。こんな光景は、私の長い教師生活でも見たことがない。最近学校長とお話しする機会が多く、つくづく凄い方だと思う。愛機G1Xで写真を撮った後、ゴールに戻ると教員が誰もいない。つまり、みんな走っているか、様々な地点で事故に備えておられたのだ。主担のA先生が戻ってきた。彼がタイムを読み上げ、皆がゴールする。国道197号は、車のスピードが速い。ゴールするには横断歩道を渡る必要がある。これは手伝わなければと、生徒が来るたびに、道路の真ん中に立って、車に停止をお願いする役をした。町内の車は当然、他府県ナンバーも好意的に止まってくれた。ありがたいことである。頭を下げながら、温かな気持ちになった。

塾生は顔も名前も一致する。塾生は全校生徒の過半数を超えているし、塾生でない生徒もたくさん知っている。昨年はほとんど知らなかったのだが、今年は生徒との距離が飛躍的に高まっていることも嬉しい。三崎高校にもう、1年いるのだということを強く実感した日になった。

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