http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/07/post-8082_1.php
とはいえ、私が恐ろしいのは危機的状況にあるアメリカの方だ。先日、オーストラリア国立大学で演説した太平洋艦隊司令官が、「もしトランプ大統領から中国への核攻撃を命令されたら実行するか?」という学者からの質問に「(誰が大統領であれ)実行する。」と答えた。文民統制の原理から、当然の話だが、こういう質問がなされ、それにきちんと答えたことがニュースになること自体が異常だと私は思う。
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170728/NewsWeekJapan_E196904.html
トランプ政権の異常さは、あまり馬鹿馬鹿しくて、このところエントリーしていなかった。上記のの質問も突発的に大統領がツイートした、トランスジェンダーの兵士受け入れに対する軍の反応を計ろうとするものだったと思う。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/07/post-8066.php
そもそも、このいつもながらの馬鹿げたツイッターも、彼を支持する無思慮な人々を喜ばせるためのものだと割り切る方がいいらしい。
とはいえ、ロシアゲート、相次ぐ閣僚の解任、政権の不人気のため優秀な人材がそっぽを向いて、未だに行政機関の議会承認が大量に滞っている現状…。ホワイトハウスは崩壊寸前らしい。こんな異常な大統領だからこそ、思いつきで戦争を決断する可能性は否定できないのだ。
そんな「アメリカ政権の自己防衛」のために、日本や韓国を巻き込むような戦争をされてはかなわない。もう、パクス・アメリカーナの時代ではないし、日本にとっては、北朝鮮と変わらぬ脅威になってしまっている。今日の画像が示すとおり、POPアートとはいえこんな姿に変えられた大統領がいただろうか。Pax Americana ならぬPoop Americanaの現状を憂うものである。
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