http://www.afpbb.com/articles/-/3134057 |
意外にハラレ芸術祭は反骨精神が満ちあふれていて、芸術祭のバーブースの名前が「負け組国家」。また朝刊の見出しに「夢想の国に住むムガベ」「財政危機が暴く無能な政府」といった反政府的な記事が許されていたり…。さすがに一時の強権的で、南アへ脱出する人々が国境にあふれた頃とは違うようだ。
私がジンバブエを訪れたのは2004年。あれからもう13年になる。ハイパーインフレの兆しが中途半端に印刷された紙幣に現れていた頃だ。あれから数年でジンバブエは完全に崩壊してしまったのだった。私が、公園で教え子のジンバブエの人々への質問をぶつけていた頃、まだまだ人々の顔には笑顔があった。しかし、多くの人々は今や政治から離れたところへ待避しようとしているらしい。そこには心からの笑顔がないのだろう。あの、南アから共に夜行バスに乗って国境を越えた行商のショナ人のおばさんはどうしているだろうか。彼女が、心から笑える日が来ることを祈らずにおれない。
http://www.afpbb.com/articles/-/3134057
0 件のコメント:
コメントを投稿