NHK HPより |
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3485_all.html
私などが、簡単に論ずることなどできないが、かなりひっかかっているのも事実である。あいかわらず、中国や韓国とのしこりは消えるどころか拡大再生産される毎日。さらに集団的自衛権の論議や9条論議など、感情的ナショナリズムの春一番が吹く中で、かなりひっかかっているのだ。私は、自衛隊のこれまでの立場には同情的だが、かといって9条の改正には懐疑的で、ほんと左右の中間に位置していると思っている。教師としては、私は非組合員のひとりだ。日教組の「教え子を再び戦場に送るな」というスローガンについても、長い間どうもしっくりこなかった。だが、ここにきて、このスローガンが妙に現実を帯びてきたような気がするのである。
今朝も、他のクラスに気になる生徒がいて、担任の先生と話していた。どうも陸上自衛隊という進路を考えているらしい。様々な問題を抱えていて、将来を考えた末のことだろうという。うーん。わかる気がする。妥当な選択かもしれない。だが、先日の番組を見た後だけに、不安が募るのだ。今春も海上自衛隊に入隊した生徒もいる。それぞれ自分の選択だから、私が口出しすべき問題ではないのだが、どうしてもひっかかっている。
自衛隊の皆さんや、その職務を批判しているのでは決してない。ただ教師として、教え子のことを考えて、このところずっとひっかかっているのである。
0 件のコメント:
コメントを投稿