2020年1月26日日曜日

春節 in マレーシア

ブキッビンタンにて
今、日本のSNSは中国・武漢から発生したコロナウィルスの話でもちきりである。かなり危険な状況で早急な決断が必要かと私も思う。今回の件で、日本でも春節(中国の旧正月)が有名になったように思う。マレーシアでは、中華系の人々が多く、経済的にも力があるので大いに盛り上げる。(ただし深夜の花火だけは頭痛の種だった。笑)

今回のマレーシア弾丸ツアーの3つのミッション以外に、どう時間を使うかと考えていた。行けなかった州立のモスクに行く時間もないし、当然ながらジョホールのレゴランドにも行けないし…。だが、春節である。セントラルステーション、ミッドバレー、それにブキッビンタンのパビリオンなどの各モールでは、春節を祝うデコレーションが作られているはずで、なかなか見ごたえがあるのだ。せめてそれを最後に見たいなと思ったのである。

私が最初に見たのは鶏年で、巨大でリアルな鶏がセントラルステーションのモールに飾られていた。以来楽しみにしてきたのだが、次の戌年は、マレー人というかイスラム教徒が犬嫌いで中華系も気を使ったみたいだった。昨年はもっと悲惨だった。日本では猪年だが、中国では豚である。イスラム教徒が最も忌み嫌う干支であったので、豚のモニュメントらしきものは皆無に近かった。で、今年は鼠年である。鼠なら気を遣う必要もない。どんな風にデコレーションするのだろうかと楽しみにしていたのだ。
セントラルステーションでは中華船であった。
今回最初に見たセントラルステーションのモールでは、中国船のデコレーションであった。ここはいつもシンプルなのだけれど、昨年よりはかっこいい。巨大な鼠を期待したのだけれど…。(笑)
ミッドバレーのデコレーションⅠ
ミッドバレーのデコレーションⅡ
ミッドバレーでは、レゴがモチーフになっていた。もちろん、周囲にレゴが販売されており、なかなか面白い。そうか、レゴで来たか。商売上手なミッドバレーのメガモールらしいと思う。
パビリオンのデコレーション
さて、帰国の日、モノレールに乗ってブキッビンタンまで行ってみた。これもTouch'n GOがあるので、便利だ。目指すはパビリオンである。ここは、ミッキーマウスが中央にあった。なるほど、「鼠」である。世界で最も愛されている「鼠」。当然莫大な商標権が発生しているだろうが、そこはKLでも最高級のモールである。さすがである。

結局、今回のマレーシア弾丸ツアーでは、KLIA2・セントラルステーション・ミッドバレー・日本人会=PBT・ブキッビンタン、そしてタマンデサという私のマレーシアでの日常の「点」を行き来していたことになる。
…Touch'n GOには、まだRM25分残っていた。

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