https://mainichi.jp/articles/20210911/k00/00m/050/009000c |
投手としては、結局9勝どまりだったけれど、エンゼルス自体があまり強くないチームなので仕方がない。勝利数は、どうしてもチーム力と関係する。無理してケガするよりいいよね。決め球のスプリットの被騨率は、.087、今季のメジャーで最も打たれない球種だったそうだ。またアメリカンリーグの先発投手で161㎞/hを11球以上投げたのはたった4人だけだそうで、一流の証である。130回1/3を投げて、156奪三振。1回に1度以上三振を奪っている。投手にはいろんなタイプがいるが、大谷投手は、一流の本格派であるわけだ。
しかも103得点、これは、出塁率が、.372(リーグ5位)で、盗塁26(同5位)と関係する。あのホームスチールは凄かった。打席から一塁までのタイムも今季メジャー最速らしい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc418ffea26d35d2c21f3191245f292e9583e90d
すなわち、指折りの本格派先発投手であり、本塁打王まであと少し届かなかった長距離砲であり、足も速い。まさに、信じられない選手だ。投手としても一流、打者としても一流、盗塁でも一流。彼が活躍したのは、リトルリーグではない。甲子園であったとしても大騒ぎ、日本球界であったとしても大騒ぎだが、世界一のメジャーリーグが舞台だというのが、凄い。
…とにかく、1年間怪我らしい怪我もせず戦い続けてくれてよかった。MVPという声も大きいが、私はそんな評価に一喜一憂する必要はないと思う。もちろん取って欲しいが、来期にさらに期待したい。これからが楽しみである。
…明るいニュースが少ない中で、大谷投手の活躍が唯一輝いていた。ホント感謝である。
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