2021年10月5日火曜日

大谷投手に超あっぱれ

https://mainichi.jp/articles/20210911/k00/00m/050/009000c
エンゼルスの大谷翔平投手がシーズンを終えた。最終戦で46本目の本塁打をかっ飛ばし、100打点到達である。かのゴジラ松井が最高で31本塁打だから、信じられない数字だ。もし、最終局面で敬遠があんなになければ、本塁打王の可能性は十分あった。日本人に本塁打王を取らせまいとしたメジャーの誇りというか姑息さも野球。三塁打8というのも凄いし、長打率が。592というのも凄い。

投手としては、結局9勝どまりだったけれど、エンゼルス自体があまり強くないチームなので仕方がない。勝利数は、どうしてもチーム力と関係する。無理してケガするよりいいよね。決め球のスプリットの被騨率は、.087、今季のメジャーで最も打たれない球種だったそうだ。またアメリカンリーグの先発投手で161㎞/hを11球以上投げたのはたった4人だけだそうで、一流の証である。130回1/3を投げて、156奪三振。1回に1度以上三振を奪っている。投手にはいろんなタイプがいるが、大谷投手は、一流の本格派であるわけだ。

しかも103得点、これは、出塁率が、.372(リーグ5位)で、盗塁26(同5位)と関係する。あのホームスチールは凄かった。打席から一塁までのタイムも今季メジャー最速らしい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cc418ffea26d35d2c21f3191245f292e9583e90d

すなわち、指折りの本格派先発投手であり、本塁打王まであと少し届かなかった長距離砲であり、足も速い。まさに、信じられない選手だ。投手としても一流、打者としても一流、盗塁でも一流。彼が活躍したのは、リトルリーグではない。甲子園であったとしても大騒ぎ、日本球界であったとしても大騒ぎだが、世界一のメジャーリーグが舞台だというのが、凄い。

…とにかく、1年間怪我らしい怪我もせず戦い続けてくれてよかった。MVPという声も大きいが、私はそんな評価に一喜一憂する必要はないと思う。もちろん取って欲しいが、来期にさらに期待したい。これからが楽しみである。

…明るいニュースが少ない中で、大谷投手の活躍が唯一輝いていた。ホント感謝である。

0 件のコメント:

コメントを投稿