中島みゆきの「糸」という歌があるらしい。ベトナムで日本語教師として頑張っているT氏から、そのビデオが先日LINEで送られてきた。授業を始めようとすると、いきなり「先生、日本語の歌を歌いますから聞いてください。」と学生に言われ、みんなで歌ってくれたそうだ。なかなかいい話だ。
YouTubeで学生が見つけたらしく、メロディーが美しく、ローテンポなので歌えそうだと考えたらしい。ローマ字で歌詞を書いていたが、日本語の意味は全く分からないとのことで、その授業は、歌詞の説明に終始したそうだ。(うーん、凄い。さすが元ベテラン国語教師である。)しかも、その後、ベトナム人教師の研修資料として使ったそうで、その教材の写真も送られてきた。(うーん、さらに凄い。私は日本語教育を横で見ていただけなので、よくわからないが…。)
なぜめぐり逢うのかを 私たちは何も知らない
いつめぐり逢うのかを 私たちはいつも知らない
どこにいたの 生きてきたの 遠い空の下 ふたつの物語
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布はいつも誰かを 温めうるかもしれない
なぜ生きていくのかを 迷った日の後のささくれ
夢追いかけ走って ころんだ日の跡のささくれ
こんな糸がなんになるの 心許なくてふるえてた風の中…。
かなり難しい歌詞だと私は思う。T先生に合掌。
2020年6月2日火曜日
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