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| https://www.youtube.com/watch?v=PkTG5yQiHi4 |
GMがそもそもケニア・ナイロビに業務提携下にあるISUZUのトラック組立工場を作っていたのだが、撤退。ISUZUがその後を引き継いでいく話である。現地従業員たちは、GMの撤退に失業の恐怖を味わうが、実際のところ職場的には何も変わらなかった。いや、変わったことは、現地の優秀な営業畑の女性が社長になり経営を任された。日本の「いすゞ」からは、副社長という立場の日本人が来た。このスタンスは前述のJICAの国際貢献のテーゼ、”魚を与えるのではなく、釣り方を教える”に近い。自律性を養うということである。実際、トラックの運転手に、効率的な運転などを教えたりしている。こういう発想は、現地ならではのことだろうと思う。
さて、ケニアの悪路については、私も経験済みである。アスファルトの国道に大きな穴が空いていたりすることもある。そもそもスワヒリ語には”メンテナンス”という意味の語彙がないということも学んだ。とはいえ、自動車修理業は盛んなようで、自動車修理のJOCVの現場も視察させてもらったことがある。後輪の片方のタイヤが丸ごと欠けていながら低速で走っていたトラックも見た。このYouTubeで何度も繰り返される「壊れない車」、「壊れてもすぐ直せる車」という話は、極めて現実味がある。面白いのは、走っている車のほとんどが日本車だったことだ。最初に出てくる乗合バスのマタツーも日本の中古車がほとんどである。
ところで、ISUZUについては、特別な思い出がある。あれは、大阪市の教員派遣視察旅行で、カナダの首都・オタワでの夕食会のことだったと記憶する。教育関係者が集まっていただいていたのだが、1人だけ高校生が混じっていた。イスラエルからの留学生で教育関係者宅にホームステイしているので来たらしい。彼の口からまず”ISUZU”という意外な語彙(彼の発音=イトゥズを判別するのに時間がかかったが…。)が飛び出した。日本=ISUZUという思考回路があったらしい。(TOYOTAやSONYはよく=日本となる。)イスラエルでは実に評価が高い憧れのクルマで、是非乗ってみたいと言っていた。その後、カナダでも放送されているアニメ・ドラゴンボールの話で盛り上がったのだった。日本よりかなり遅れていたので、その後どうなるか(ナメック星に行く云々)をサバイバル・イングリッシュで語り続け、彼を喜ばせたのたのだった。(笑)
ISUZUがケニアで行っている壊れない・すぐ直せる車、そして現地の自主性を重んじるといったビジネス戦略もまた、国際貢献に大きく寄与していることは間違いない。



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