2026年8月4日火曜日

ヌートバー、D・バックスへ

https://x.com/30R9gmaMUy3guDJ/status/2084397280879398937
カージナルスのヌートバー選手、というか”たっちゃん”が、アリゾナ・ダイヤモンド・バックスにトレードされた。本当は、昨冬にタッカー選手より”たっちゃん”がドジャーズに来てくれたらいいのにと思っていたのだが、ちょっと残念。D・バックスは、同じ西地区で2位を保っている。ドジャーズとの対戦も多い。それはそれで楽しみである。

YouTubeを見ていると、彼がカージナルスファンにいかに愛されていたがわかる。そうだろうなあ。

https://www.youtube.com/watch?v=4UhczIcTHDo

彼の実家はロスの郊外にあるらしい。山本由伸投手の愛犬・カルロスは、遠征時に彼の実家に預けられているという。あのお母さんが世話をしてくれていたのかと思うと、WBC以来の深いつながりを感じる。アリゾナのフェニックスなら実家にも近いし、師匠であるノーラン・アレナド三塁手とも同じチームになる。たっちゃんには、新たな地で頑張ってほしい。

祝 ロートベット復帰

https://x.com/i/trending/2084310663292154048
メッツの3Aにいたロートベットをドジャーズがトレードで復帰させた。スミス捕手の怪我、さらに昨日から大成長をみせていたラッシング捕手が右手を痛め、3番手のアルフォンゾは昨日捕球ミスを連発という非常事態の中で、昨年のPSで大活躍したロートベット捕手が帰ってくるのだ。大谷選手や山本選手が最も喜んでいるだろうと思う。日本人投手陣と無茶苦茶相性がいいのである。

そもそも昨季なぜ放出したのかがわからない。SNSでは、スクーバル投手の獲得時以上に盛り上がっているらしい。スクーバル投手の獲得は超ラッキーというスタンスだが、ロートベット捕手は、危機的状況の中での大きなピースを得て安心できるからである。

今日のカブス戦はアルフォンゾ捕手でいくらしい。ロートベット捕手、一刻も早くロスに来てくれと願わずにはおれない。

2026年8月3日月曜日

レッドソックス3連戦

https://www.youtube.com/watch?v=r8L8E02EnvU
今、無茶苦茶強い(このところの勝率8割!)BOSレッドソックスとのホームでの3連戦である。第1戦は、レッドソックスは吉田正尚のタイムリーヒットなどで3点を先制したが、4回裏に大谷選手も2塁打+センターフライで3塁へ進み、フリーマン選手のタイムリーで1点返した。5回裏に、タッカーの四球とキケのと若い捕手のアルフォンゾの連続ヒットで1点返したが、キケが2塁オーバーランでアウト。ここで大谷選手がライトへ逆転2ランを打ってくれた、やったー。しかし7回に逆転2ランを浴びてしまう。その後もボコボコに打たれて結局5点も取られてしまった。さすがブルペンデー。ハムショー氏が言うように「勝ったらラッキー」という感じだったのかな。さらに9回表にも1点追加され、結局9-4でゲームセット。

https://www.youtube.com/watch?v=CFBr3DYxqdM
第2戦の先発は山本由伸投手である。1回表にソロHRを打たれてしまった。1回裏さっそく大谷選手がヒットを打ったのだが、ライトへライナーで2塁を狙いアウト。無理せんといて欲しい。膝は大丈夫かな。2回表の吉田正尚選手対山本由伸投手の旧オリックスの4番対エースの対決は見逃し三振。2回裏は、フリーマン選手のヒットに、テオヘルの2ラン逆転弾が出た。さらにマンシー選手のヒット、ロハス選手の2塁打、大谷選手の申告敬遠で2アウト満塁のチャンスだったのだが、こういう場合なかなか得点できない。ふぅー。3回表、昨日から3発目(本日2発目)となるラファエラ選手のHRが出て同点に。くそっ。吉田選手との2度目の対決はセンターフライに討ち取った。6回裏もチャンスを生かせず。3回目の吉田選手は1塁ゴロ。8回表に、ヒットを連打され併殺の間に1点を入れられてしまった。あちゃー。試合はそのまま敗けてしまっただった。好投していた山本由伸投手に痛恨の1敗がついてしまった。残念至極。
https://www.youtube.com/watch?v=LJ6ydJBkpTw
スクーバルのトレード移籍が決まって大騒ぎになった後の第3戦。先発組から弾かれそうなシーハン投手が1回表に吉田正尚選手らに、2点取られてしまった。しかし2回表は連続三振でぐっと抑えた。2回裏には3点取って逆転。しかし3回表には2球で連続HRを打たれ逆転されてしまった。うーん。さらに吉田正尚選手にもHRを打たれてしまった。5-3となってKOされてしまった。そこにベンチにスクーバル投手登場。泣くなシーハン投手。6回にもソロHRを打たれ6-3。7回裏に1点かえしたが、8回表にはさらに2回の暴投で2点追加されてしまった。これで8-4。で、そのままスイープされてしまった。レッドソックスの勢いは凄い。

ナ・リーグの西地区首位はともかく、他地区の首位との勝率・ゲーム差で今はリーグで2位。これはやばい。ポストシーズンでは、地区首位チームの中で2位以内に入らないと昨年のように試合数が増えてしまう。カブス戦で盛り返さなければ…。

2026年8月2日日曜日

スクーバル投手がドジャーズへ

https://www.instagram.com/p/DbhhmHnn3Bc/
デトロイト・タイガースの2年連続サイ・ヤング賞投手であるスクーバル投手がトレードでドジャーズへやってくる。いろんな噂が流れていたが、ポストシーズンを見据えると、ナ・リーグ中地区首位のミルウォーキー・ブリューワーズも狙っていたようで、若手のミジオロウスキー投手と2人して並ばれると、かなりヤバい状況であると思っていた。

3人の若手選手とのトレードで、噂されていたシーハン投手やラウアー投手、ロブレスキ投手の名前も、ラッシング捕手の名前もなかった。ほっとする反面、こりゃ完全にMLBの全球団から目の敵にされるのは火を見るより明らかである。実際、全米のネットが大炎上しているらしい。(笑)

同志社国際高校の事件考13

https://www.sankei.com/article/20260731-2L67IRGQYBKWNCVFTMATPD2ITE/
31日に、同志社国際高校の事件についての第三者委員会からの報告書がまとまったという報道が流れた。この第三者委員会は設置は学校法人同志社だが、外部の弁護士などの専門家で構成されている。

事前準備や対応に明らかな安全配慮義務違反があったと認定した。今更に当たり前の話なのだが、この第三者委員会で明らかになったのが、被害者はコース変更を希望していたという事実で、保護者の方も初めて知ったようである。そもそも、コース名は「辺野古ボートコース」という不可解な名称である。抗議船に乗船することが、学校側の正義ならなぜその旨を明記しなかったのかと私は思う。ご両親は、「個人の責任の重さについてもう一歩踏み込んで欲しかった。」と述べられている。

ちなみに、文科省が指摘した政治的中立性の問題については、委員会の審議外の話だったらしい。報告書は膨大でも問題の核心をついていない。これが第三者委員会の限界だったのではないか。

ところで、辺野古では知事支持の集会が行われたらしい。さすが当の協議会は参加していないようだが…。また共産党が、熊本地震への義援金を党で集めているそうで、ネット上で炎上しているとか。党員の被災者や事務所、あるいは他の選挙に使った前歴があるだけに当然の炎上騒動であると思う。懲りてない。

左翼の人間は、妙にスターリン的な亡霊が取り付いている。自己のドクマのために、何をしても許されるという人間としてどうかと思われる思い違いである。もうそろそろ気づいても良いのではないか。

2026年8月1日土曜日

同志社国際高校の事件考12

https://www.youtube.com/watch?v=OQqQ_pUDIVc
北海道にいた間に、熊本地震報道が中心のTVを見ていたら、同志社国際高校の辺野古事件の保護者が告訴に踏み切ったとの短いニュースを目にした。

保護者が1時間半にも及ぶ会見に臨み、11名を業務上過失致死で第11管区海上保安本部に刑事告訴し、受理された。11名とは、同志社国際高校の校長・学年主任・2名の引率教員・ヘリ基地反対協議会の幹部7名。

https://www.youtube.com/watch?v=OQqQ_pUDIVc

会見は、最初熊本地震の被災者への哀悼の意から始まった。ご尊父の知性の深さを感じずにはおれない。正直、これ以上見れなかった。被害家族が会見を開き刑事告訴しなければならない状況は無茶苦茶おかしい。

全く反省も謝罪も責任を取らない同志社国際高校は、消え去るべきだ。私が校長ならとうに自刃している。以下の産経の画像では、付き添い教員は救出された生徒に話しかけようともしていない。最低以下である。(以下のURL参照)私がもし付き添い教員なら、とてもその後に学校に残り授業など出来ない。彼らの厚顔は教育現場ではあるまじき恥辱としか言いようがない。

https://www.youtube.com/watch?v=elj0uqxWbvs

新島襄の同志社の精神のかけらもない。彼らには会衆派的な回心のかけらもない。あるのは保身のみ。消え去るべきだ。

先日の北海道土産4選

これまでの北海道旅行では、かなり多くのお土産を購入してきた。北海道のお土産は雑貨も食料品も豊富で魅力的なものが多いからである。先日の旅では、控えめに、まず羊ケ丘と北海道博物館でクリアーファイルを購入した。

「羊ヶ丘学園」と題されたファイルには、羊たちが生徒で、クラーク博士風の教師の物語が描かれている。表側に「寄宿生の朝は早い」「朝礼」「(授業で黒板に)ヨリヨイ羊肉ニナルタメニ」「体育(牧羊犬に走らされている羊)」「給食(牧草が1匹ずつに配られる様子)」さらにオヒルネ、ソウジ当番など12のイラストが描かれている。最後は「脱走」なのが笑える。上記画像はそのファイルの裏側で、今週の時間割にある「肉って何ですか?」というブラックジョークである。これが購入の決め手になった。(笑)
北海道博物館では、廃線鉄道復刻時刻表のNo7 名寄本線・天北線など道北から道東の廃線になった時刻表の3枚組880円(3枚とも同じファイルである)を購入した。他にも何種類もあったのだが、遠軽、紋別、音威子府、湧別、浜頓別、美幌、興部といった懐かしい名前があって、これにしたのだった。3枚組としてはかなり安価なので、長年にわたって売れ残っている故に3枚セットになっているような気がする。
https://www.archives.go.jp/exhibition/popup_jousetsu_23_1/popup_jousetsu_23_2_0004.html
開拓村では、文部省の尋常小学校読本巻一を購入した。純粋に教材として使えるからである。近代国家論のうち、国民国家=国民皆兵であるのだが、あらゆる地方の方言を矯正するために、ハト・マメの教材が使われたと昔、国際理解教育学会の講演で東大の先生に教えてもらったものである。国民皆兵化の軍隊において、方言がきついと命令が行き届かないからである。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784909612199
最後に北海道土産という定義には入らないのだが、伊丹空港の本屋で『現役航空整備士が書いた かなりマニアックな飛行機豆知識』を購入した。たしかに「かなりマニアック」ではあるが、「豆知識」とは言い難い。豊富な手書きの図や写真を駆使して、エアコンからエンジンまで無茶苦茶詳しく解説してくれている。本文が手書きなのも珍しい。(決して読みにくくはない)私は、航空ファンなのでこういう本を前から欲していた。航空工学は全く素人だし、難しいのだが、暇な時にちょこっとずつ読みたくなる本であるので手元においておくことにしたのだった。

追記:北海道開拓村と北海道博物館は、60歳だったか65歳だったか忘れたが、身分証明書を出せば、無料になったのだった。嬉しいような嬉しくないような…。

2026年7月31日金曜日

マリナーズ3連戦

https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/photonews/photonews_nsInc_202607290000882-4.html
マリナーズとの三連戦のエントリーである。第1戦では、大谷選手の先頭打者23号HRが出た。(画像参照)しかし、ロブレスキ投手が意外に踏ん張れず4発もHRを打たれた。打撃陣も踏ん張りいいところまでいったのだが、9回裏、大谷選手を塁に残しながら後続が続かず、1点差で敗けてしまったのだった。

第2戦は、ラウアー投手が快投。大谷選手もタイムリー2塁打など活躍して4-2で勝利した。この日は、ディアスのボブルヘッドデーで、復活登板があった。1点を取られてしまったが、とにかくセーブを勝ち取ったのだった。めでたしめでたし。

https://www.youtube.com/watch?v=fANp3pb66Cs
第3戦は、グローブがデカくなったササミローキ投手が先発。大谷選手は左膝の調子が悪くベンチ。1回裏、代役のエドマン選手と続くパヘス選手が出塁し、ベッツ選手が返して2点先取。4回裏には、ラッシング選手の3ランで5点差に。しかし、6回表、ササミローキ投手がそれまでのナイスピッチングだったのが崩れ、2点取られてしまった。これで5-2。しかし6回裏テオヘルのソロHRで6-2。ヒヤヒヤするようなブルペン陣だったが、そのまま逃げ切ったのだった。これでカード勝ち越しである。

ちょっとおまけ。キケが復活の日である。試合開始時には、打率10割・本塁打1・打点2・OPS3.250という凄い数字の画面。今日は無安打だったので、打率571・OPS1,857に下がってしまった。とはいえ、祝キケ復活。楽しみである。

2026年7月30日木曜日

北海道から帰阪

先ほど北海道から帰阪した。猛暑が続く大阪と違い、Tシャツ1枚では震えるような日々であった。所用のために行ったのだが、少しだけ観光もしてきた。到着初日に、息子夫婦の希望で、かの有名な羊ヶ丘展望台に寄ってからホテルへと向かった。

クラーク博士の立像がある羊ケ丘展望台は、札幌の時計台と並ぶ「残念観光地」だと思っていたが、広く続く地平線と羊たちのコントラストが意外に好印象だった。ファイターズに見捨てられた札幌ドームも、後方に映っているがこれこそ「残念」かもしれない。(笑)

ホテルには三連泊したのだが、中国本土からの観光客は少なくなっているはずだが、韓国や台湾、香港などの観光客が実に多かった。ひと目見てわかるわけではなく、コトバを発した瞬間にわかる。あまり愉快なことではないのだが、大きな声のハングルを耳にすることが多かった。H高校の修学旅行以来の北海道だが、あまりの外国人観光客のの増大に驚かされたのだった。新千歳空港への国際線の路線図を見てみると、アジア地域からの直行便がかなり多い。…さもありなんである。

二日目は、これも息子夫婦の希望で、厚別区の北海道開拓村と北海道博物館に行った。ふと気づいたのだが、開拓村にある国旗や道旗が半旗になっていた。この日(28日)は、戦争中に犠牲になった約11万人の戦没者への「道戦没者追悼式」が札幌で行われていたのだった。近隣の北海道博物館でも同様の半旗であった。この博物館の展示はなかなか素晴らしかった。

アイヌとの関係史の展示(画像は、アイヌの人々と内地の藩との物品の交換ジオラマ)や蟹工船の詳細な模型、大正時代に描かれた鳥瞰図などは実に見応えがあった。大満足であった。

ところで、この日は、ホテルに戻ると、携帯に地震情報が流れ、TVから熊本の地震のニュースが流れてきた。M7の10年越しの大地震である。このニュースがずっと流れていた。

第三日目は、所用で石狩市に向かった。所用の後、樋口季一郎記念館による予定だったのだが、閉館日で諦めることになった。これは残念。樋口喜一郎は、ナチスから逃れてきたユダヤ人に便宜を図った陸軍軍人である。人道の港敦賀ムゼウムに繋がる記念館である。https://higuchi-museum.jp/about/about.html ホテルに戻ると、熊本イオンモールの爆発などさらに多くの惨劇が明らかになっていた。

最終日は、どこにも寄らずレンタカーを返却した。今回は所用が目的であったので、ブログにエントリーできるのはこれくらいかと思う。

最後に、熊本地震で、犠牲になられた方々には心からお悔やみを申しあげます。また多くの被災している方々のご苦労は、多少なりとも阪神大震災を経験した私にも実感できます。数多くの余震とこの猛暑の中、くれぐれもご健康を維持されんことを祈っています。私たち日本人の心のなかに半旗がずっと翻っています。

2026年7月27日月曜日

NYメッツ第3戦 草

https://www.youtube.com/watch?v=ANpeG7KIX10
第3戦は、ブルペンが後半に打ち込まれて、東地区最下位のメッツに敗けてしまった。あーあ。大谷選手は初回に2塁打を打ったけれど、後は無安打。ブルペン投球も回避したようで膝が心配。とはいえ、長い長い東海岸シリーズを終え、やっとロスに帰れる。大谷選手には愛する子供たちや奥様、デコピンとゆっくり過ごして欲しいところ。

ところで、私事ながら所用で北海道に。少しばかりエントリーできない日が続く予定。

2026年7月26日日曜日

NYメッツ第2戦も勝利

https://www.youtube.com/watch?v=gjuDWBhIcrk
NYメッツ第2戦。山本由伸投手は、途中制球が乱れたりもしたけれど6回を1点で乗り切った。これで日米通算100勝である。とはいえ、その後ブルペン陣がパッとしなくて1点差まで迫られた。…おいおい。

意外だったのは、2試合連続のタッカーのHR。3回は、その後にメッツ側のエラーで3点もらえた。なんだかんだ言っても敗けないというのがドジャーズの強みだといえる。東海岸の長い遠征もあと1試合。頑張ってほしい。いよいよスネル投手もキケ選手もディアス投手も帰ってくる。

2026年7月25日土曜日

NYメッツ初戦勝利

https://www.youtube.com/watch?v=qT6dLtdWluE
NYメッツとの初戦、ササミローキ投手が7回をソロHRの1点に押さえた。見事である。大谷選手は2塁打を放ちながら、3塁でタッチアウト、フリーマン選手も3塁から犠牲フライで本塁アウトという変な展開の前半戦。(でもフリーマンはその後ヒットの後、今期5度目の2盗を決めた。笑)かの問題児・ソトは途中で代打を送られた。四球2つという今日の試合。あるMLBの番組ではソトは四球ばかり選んで、つまり逃げてOPSだけ稼いでいるという指摘があった。なるほどである。

7回に大谷選手の犠牲フライ、8回に久々のタッカー選手の2ランHRで4-1となったが、ソロHRを打たれてで4-2となった。ササミローキ投手は4勝目をやっと獲得したのだった。オメデトー。明日は山本由伸選手が先発である。メッツもエースを投入するらしく、投手戦になりそうである。

2026年7月24日金曜日

檄 BOS吉田正尚選手

https://www.chunichi.co.jp/article/1285420
ボストン・レッドソックスが15連勝して、最下位から3位に浮上してきた。主力の相次ぐ離脱などで低迷し、さらに吉田正尚選手の起用をめぐっていろいろ言われてきた。監督が解任されてから、少しずつ風向きが変わり、吉田選手の活躍の場が増えてきた。

ベンチに据え置かれても、吉田選手は愚痴を一切こぼすことなく、代打に備えバッティンググローブをはめて待っていたという。サムライである。この話をYouTubeで知って、イチロー選手がヤンキース時代で同様に不遇をかこっていた頃、常に代打にでれるように素振りをして備えていたこと、負け試合で、主力選手がベンチに引き上げスパイクを脱いでいても、イチロー選手は出番に備えていたことを思い出す。

最近のドジャーズの試合でも、膝を痛め本調子ではない大谷選手は、若手選手にベンチでバッティングのアドバイスをしていたという。自分が無安打でもチームの勝利を目指す姿勢に、フィリーズの監督が脱帽していた。ヤンキースの監督もドジャーズの日本的文化に敗けたと本音をもらしていた。

この日本人選手に共通するサムライの精神が、MLBで大きく取り上げられてきている。また、ドジャーズの山本由伸投手を育てた矢田トレーナーの静かな哲学の話題が広がりつつある。考えてみると凄い話である。

吉田正尚選手には、これからも是非サムライとしての矜持を見せて欲しい。ボストンは私の大好きな街。願わくば、ポストシーズンでも活躍できますように…。

2026年7月23日木曜日

イランの最終戦争論 考

YouTubeで、非常に興味深いイランからの亡命者である在米政治学者・バリ・ナスル氏のインタヴューを見つけた。https://www.youtube.com/watch?v=ezi8vIgseD0

ヨルダンの基地に攻撃を受け米軍兵士が2人死亡。アメリカが業を煮やして、この10日間ほど攻撃を続けているが、イランは絶対に折れないという論旨である。バリ・ナスル氏は、イラン革命前にシャーの側近だった聖職者の父親とともに亡命してきた人物であり、その立場はアンチ・イスラム共和国であるといえる。しかし、彼の洞察はイランという国の本質を率直に伝えている。

イスラエルとアメリカが民衆蜂起を好機と見て、イランを攻撃したわけだが、イランは決して『ルサンチマン』ではない。今や、蜂起していた市民も、その多くが革命防衛軍を支持している。長期戦に向けて決して折れないだろうと氏は言う。

イラン革命後の49年間、イランはアメリカの経済制裁を受けてきた。この恨みは、隣国の『恨』(ハン)のようなルサンチマン的なものではない。欧米の影響力を排除した革命後のイランは、十二イマーム派に導かれている強者であるという強い自負がある。よって、最後まで戦おうとしている。ここには合理性も打算もない。

このインタヴューの中で、私が最も興味深かったのは、「ハメネイ師は、イスラム教において核兵器は禁止されている。」というファトワを出していた。(2003年/AIで作成した画像参照)ただシーア派では死んだアヤトラのファトワは無効になる。後継のモジタバ師と聖地コムの聖職者しか更新することはできない。イランは安全保障上の理由から核保有を必要としているのだが、この20年間の戦略は過ちだったと認めている。IAEAの査察を受け核を持つ意思がないと証明しようとしたことが間違いで、インドやパキスタンのようにすべきだったと考えているという話。

アメリカは早期決着を図りたいところだが、イランは最終戦争を決意している。イランを屈服させるためには、トラ氏が言うように全国の発電所への攻撃を行い、一気に一般国民を疲弊させることくらいしかなさそうだ。だが、これは”殺す側の論理”による無差別な一般市民を巻き込む”コロシ”に他ならない。国内外の世論を納得させることが出来るかどうかだと思う。

フィリーズ三連戦

https://www.youtube.com/watch?v=FNIVyovUyfU
第1戦は、なんとも言い難い試合だった。昨日のダブルヘッダーの後、近いとはいえフィラデルフィアへ移動して、みんな疲れていたのか。追いつきそうになっては離された展開。私の大好きなベッツが2HRを含む大活躍だったのだが…。フィリーズは、昨年のNLDSでドジャーズに3勝1敗。特に第4戦の延長の悲劇(投手がホームに投げたが暴投)を引きずっており、因縁の試合であったのだ。

雨のため1時間20分遅れで始まった第2戦。初回に1点を献上したが、その後ロブレスキ投手は好投していた。3回表、大谷選手のセンター前ヒットで、2塁を狙ったがアウト、しかも2塁ランナーの本塁突入が遅く幻の同点打となってしまった。左膝の不調をおしての激走だったのだが、その闘志がマンシー選手に火を付け、4回に2ランHRで逆転した。その後はかなり緊張したゲームとなった。最後は、かのタナスコ投手が1アウト2・3塁のピンチを招いた。しかし、サードゴロで飛び出したランナーをマンシ選手ーがバックホーム。三本間に挟んでアウトをとり、サードに到達していたランナーが(何故か)2塁に帰ろうとしたので、ベッツがこれを刺してゲームセット。またまたNIDSの悲劇のようなアホな敗け方をフィリーズはしてしまったのだった。

第3戦もまた前半はヒリヒリするような試合内容だった。今日もマンシー選手の2ランHRが出て、さらにエドマン選手のタイムリー3塁打が出たりして後半は点差がついて安心。ちょこちょことブルペン陣が打たれたけれど…。フィリーズは決して弱くない。ポストシーズンで対戦する可能性もあるし、その前哨戦と言う感じの三連戦だった。

ドジャーズは、この後、移動日だが、昨年のWS覇者として2度目のホワイトハウスの表敬訪問の後、NYへ戻ってメッツと三連戦になる。実にタイトな日程である。

2026年7月21日火曜日

『ようこそアフリカ世界へ』

https://tower.jp/item/item/5497231?srsltid=AfmBOor7Yf1p
6gi5zRLCarWjXFtRPu1WXaC8RqfPEAWbPsl82fQNvRd6
学院の図書館で、先日『シリーズ地域研究のすすめ② ようこそアフリカ世界へ』(遠藤貢・坂本拓人著)を借りてきた。13に章分けされた、専門ごとの研究者の記述が集められている。入門書とあるが、その内容は深そうである。2学期の教材研究に使えそうなので借りてきた。執筆している専門家は東京の方が多いので新鮮でもある。ぼちぼち書評と言うか、教材研究メモを綴っていこうかと思う。

2026年7月20日月曜日

対ヤンキース・ダブルヘッダー

https://www.youtube.com/watch?v=79trTPrj9Mo
ヤンキースとのダブルヘッダー第1試合。山本由伸投手が完投勝利した。(ポストシーズンでは昨年2試合完投しているが、レギュラーシーズンでは初完投。)先日のササミローキ投手に続いて、見事な投球だった。大谷選手は2本タイムリーヒットを打って山本投手を援護した。エドマンやパヘスを始めとして打線も奮起、結局8対2で快勝した。私自身は4時頃からハムショー氏の実況を見ていた。ちょうと大谷選手が2本めのタイムリーを打つところだった。でもその時点で6万人以上の視聴者がいたのだった。(笑)W杯よりヤンキースとの伝統の一戦、大谷選手と山本投手の出るドジャーズである。
とはいえ、第3試合まで時間がある。W杯の結果だけ何度か見ていると、延長戦に突入後、スペインが1ー0で勝利したことがわかった。試合の内容より、私が興味をもったのは、準決勝でアルゼンチンがイングランド戦の勝利の後、「マルビナス(英名はフォークランド)諸島は我らのものだ。」という横断幕を複数の選手が掲げたことにFIFAがどう対応するかということだった。W杯決勝までにはペナルティを検討中で課さなかったようだが、スペインが勝利したことで、ホッとしているのではないかと思う。明確なW杯での政治利用だからである。いろいろな論評がなされており、アルゼンチン政府にもこのイングランド戦を利用しようとした意図があったような気配も指摘されている。このフォークランド紛争は、1982年、アルゼンチンのペロン大統領が内政の混乱やインフレから国民の目をそらせるために行われた紛争である。結局、イギリス海軍がこの紛争に勝利した。何故今、こんな横断幕が登場し、FIFAの政治利用禁止の絶対的タブーをアルゼンチンは破ったのか、よくわからない。天は、結局スペインに味方したのかも知れない。
https://www.youtube.com/watch?v=8H1YnehHn_k
さて、ダブルヘッダー第2試合である。両チームともブルペン陣の投げ合いとなった。ヤンキースが1回に1点を入れて、その後膠着。8回、エドマン選手が値千金の代打ソロHRで同点。その後もチャンスがあったのだが…。8回裏に逆転のHRを打たれてスイープはならなかったのだった。なんとも惜しい試合となった。

2026年7月19日日曜日

雨で明日ダブルヘッダー

https://www.instagram.com/p/DUyoS4AkkU8/
NYが雷雨であるとかで、ドジャーズ対ヤンキースの試合が、翌日のダブルヘッダーに変更された。第3戦に先発予定の山本由伸選手が第2戦に先発するという。ダブルヘッダーになることで、様々な予定外の事態が起こる可能性がある。ブルペンの使い方も変わるし、野手の疲労も溜まる。両チームの選手の層の厚さが大きく影響しそうだ。

ところで、ラッシングの問題が大きく取り上げられている。私個人の意見としては、なんとかロートベットを取り戻すことである。それが一番良さそうだ。

2026年7月18日土曜日

ヤンキース第1戦に痺れた

https://www.youtube.com/watch?v=aB0LnXKqvtQ
ササミローキ投手が、最速164.8kmの速球を投げて、ヤンキースを自責点0に抑えた。実際は1点入ったのだけれど、パヘスのエラーとラッシングのエラーによるもの。覚醒したササミローキ投手に大拍手である。試合は、ベッツ選手が四球を選んだ後、マンシー選手が逆転2ランを放って、僅差で初戦をものにした。ところで、最大のピンチで、パヘス選手が上手くさばいで、ベッツ選手に送り、彼の好返球でラッシング捕手が本塁を守りきったシーン。エラーした2人がベッツ選手のファインプレーで帳消しにしたのもいい。いやー、痺れる試合だった。ちなみに、大谷選手は無安打だったけれど、いい当たりを飛ばしていたのでちょっと安心した。

2026年7月17日金曜日

吉村昭 『戦艦武蔵』

またまた吉村昭を学院の図書館で借りてきた。初期の『戦艦武蔵』(新潮文庫)という作品である。これは歴史小説と言うより記録文学というジャンルである。造船という極めて複雑な工学的過程を自ら学び、膨大な資料や関係者へのインタヴューをもとに描かれた作品で、その読後感は独特なものがあった。

冒頭は、有明海沿岸の海苔養殖に必要な棕櫚(シュロ)が、手に入らないという話から始まる。九州から四国、和歌山にいたるまで、密かに買い占められていたのだ。この謎解きは、二号艦(武蔵という艦名はなかなか明かされない。)を、長崎の民間企業である三菱造船所で建造するにあたって、地形的に山がちで造船所が見渡せる故の、防諜装置(棕櫚を編んだ綱を垂らしで簾化し船台を隠す)として必要だったのである。風や火花などの影響を鑑み、様々な試行錯誤とテストの後、最善と判断された。

一号艦(=戦艦大和)は呉の海軍工廠で建造された故に、そのような必要はなかったのだが、二号艦は、様々な施策が必要だった。まずは、建造するに当たって山を切り崩したりして船台を前後左右とも拡大する必要があったし、防諜のために、警察や憲兵隊を大動員する必要もあった。造船所を望めるかのグラバー邸も子孫から購入したし、英・米の公使館の前に県が倉庫を建てて見えなくしたりとありとあらゆる方途で防諜活動を防いだ。

進水にあたっても、世界最大級の戦艦であるし、計算上、艦尾が船台の対面にある山にぶつかってしまうので、進水速度を緩める事が必要だった。昭和世代としては、電卓やコンピュータではなく計算尺を使い計算したであろう技術者の凄さを感じてしまう。結局、鎖を用いて浸水時の速度を緩めるという策が取られた。また進水した直後の防諜にも神経をすり減らすことになる。

この二号艦建造で、最もスリリングな展開だと私が思ったのは、呉から送られてきた設計図がたった1枚だけ紛失した際の話である。当然ながら、極めて厳重な管理体制がひかれていた。しかし、いくら探しても見つからない。多くの関係者が特高に拷問される事態となった。結局、三菱の工業学校を出たが設計部に回され、大した仕事を任されず不満を持っていた19歳の少年が、部署転換を望んでわざと失敗をしたのである。他の書類とともにボイラーで焼却したことが判明する。…その稚拙さとあまりに大きな影響を与えたことに、なんとも言えない気分になった。ちなみに、私の父親は神戸の三菱の職工学校出身である。海軍機の整備をしていた。

二号艦の防御システムは凄い。左舷に魚雷が命中して艦が傾いても、右弦に注排水して戻せる。たとえ、魚雷攻撃を受けても減速しない。また舵は、同時に損傷する可能性を鑑み、平行に設置するのではなく、前後にある。もちろん、世界最大級の鋼鉄で防御しており、実際爆弾を跳ね返す力があった。

主砲は46センチである。主砲を発射すると、その威力は凄まじく、甲板に乗員がいると吹き飛ばされる。ゆえに、主砲発射時は甲板には出れないようになっていた。この主砲のテストは伊予灘で行われたという。…佐田岬半島に住んでいた私としては感無量である。

https://www.asahi.com/articles/photo/AS20240708001571.html?iref=sp_photo_gallery_3
武蔵という名が明かされ、大和と共にトラック島(現ミクロネシア連邦)の環礁を拠点にしていた。(画像参照:手前が武蔵であるらしい。)この時の旗艦は武蔵であった。その後ブルネイに移動し、レイテ沖海戦で、実戦に臨み撃沈されることになるが、攻撃を受けての乗員の悲惨さは言うまでもない。陸上戦以上に悲惨である。…私は読んでいて、司馬遼の『坂の上の雲』で、日清戦争での秋山真之が負傷者を見てあまりの悲惨さに戦慄した光景を想起した。本書では、おそらく生存者へのインタヴューを元にした記述だと思うが、生々しすぎる描写に満ちている。さらに生存者たちは、武蔵が沈んだことを秘匿するため、様々な場所に軟禁されている。この事実も凄い。

磯田光一(文芸評論家)の解説では、本書を「1つの巨大な軍艦をめぐる日本人の”盲目的な集団自殺”の物語」(趣意)としている。武蔵の建造は、論理はどうあれ至上命題であり、効用や役割に不思議に第二次的な意味しかもたず神話的な象徴であり、不可能を可能に転化することを要求される。作者は、機密保持のための過酷な措置に対して不合理を告発する左翼作家の発想とほとんど関係のない地点で書いている。しかし”愚行”と見える武蔵の建造を、そういう批判眼をもって書いており、むしろ”愚行”に専念しうる人間の奇怪さ、それこそが人間の本質であるという認識を持っている。(趣意)また、作者は戦死者の内面を決して美化して描こうとしていない。叙述は即物的で、夢と現実の不一致、動機と結果の不一致を冷酷な客観性を持って描いている、としている。

…この解説に疑問の余地はない。現在も世界中で戦争は続いている。その事実に想いを馳せながら、いかに戦争が無益かを再認識させてくれる一冊であった。