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ボツワナ ハボロネ |
で、ボツワナである。ボツワナは、コンゴ民主共和国につぐ世界第三位の採掘量を誇る。近隣国ジンバブエが第四位、アンゴラは第七位、南アが第八位。これらを合わせると、ロシアよりはるかに多い。依然としてコンゴ民主共和国を含めた南アフリカ地域は、ダイヤモンド採掘では世界一のエリアなのだ。首都ハボロネに、ロンドンからダイヤモンド原石取引所が移転してきた。デ・ビアスのかかえるダイヤモンドの73%はボツワナ産だという。ボツワナの協力抜きでデ・ビアスは存続できなかったらしい。ここで年10回の取引が行われ、毎回数百億円が動くと言う。ボツワナの原石加工技術は今や最先端であり、しかも2011年以降、デ・ビアスの原石販売量の10~15%を独自販売する権利を得て収入を得ている。見事な戦略である。
ボツワナの凄いところは、多くのダイヤモンド関係の雇用(ホテル業なども含めて)を生み出ているだけでなく、その富を一部の権力者ではなく、国家総体の開発に向けていることだ。アフリカの優等生と言われる所以はそこにある。
ダイヤモンドの世界も、ますますグローバリゼーションで市場競争が進んでいくのだろう。そこにビジネスチャンスが創生されていく。同時に勝者と敗者が生まれ、さらなる経済格差が生まれていくことも事実である。最近、そういうグローバリゼーションと国家の関係にについて考えているところだ。
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