2009年12月26日土曜日
私のすべらない話
今夜は、関西人が待ちに待った「人志松本のすべらない話」が放映される日である。私にも、授業で使う「すべらない話」シリーズがある。まずは、ニューヨーク編。息子が中学生だった頃だからかなり前である。彼はお土産にケーナ(南米の縦笛)と手りゅう弾をリクエストした。ケーナを買った店もたいがい変った店だったが、手りゅう弾は、「すべらない話NO1ネタ」になった。帰国時のJFK空港で、私は手りゅう弾をスーツケースに入れたつもりだったのだが、手荷物に入っていたのだった。チェックが入り、黒人の警官が呼ばれた。彼は、私の手荷物を開け、手りゅう弾を取り出した。アジアナ航空の同乗者の列は、思い切り引いた。「What's this?」私は思わず「It's a pinepple.」と答えた。(ご存じとは思うがパイナップルは手りゅう弾の隠語である。)息子への土産だ、アーミーショップで買ったと弁明した。フンフンと頷いた警官は、やおら手りゅう弾のネジをゆるめ、唐突に「ドッカーン!」と大声を出した。周囲はパニックになった。「ジョークだよ。ジョーク。」と彼は言い、結局手りゅう弾はアテンダント預かりとなったのだった。最後の落ちは、関西空港で、袋が破れて丸見えになった手りゅう弾をもった空港スタッフが、大声で私の名を連呼していたことである。文章にするとあまり面白くないが、授業では100%大うけするスベラナイ話である。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
3年前に聞きましたが、今改めて内容を見てもやっぱり面白さ健在ですね^^
返信削除さすがスベラナイ話シリーズ…
時間が無いから、と次回にまわしてでも話したかった理由がなんとなくわかった気がします(笑)