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https://www.y-history.net/appendix/wh1703-092.html |
さて、2コマ目は、近くのカトリック教会で難民の支援を行っている方が、実際の難民申請中の方を連れて来られた。クルディスタンの男性であった。あまり細かなことは個人情報なので書かないほうが良いと思うが、私にとっても初めてのクルディスタンとの邂逅となった。貴重な経験である。ちなみに私の「地球市民の記憶」(ブログの常設ページ)は109カ国・地域になった。
日本の難民申請は先進国の中でも極めて厳しい。私は、ただ単に批判する立場にはない。日本語という言語の学習が、共存の鍵だと思っている。そんな話を講演後に応接室でしていた。彼は独学で日本語を学んでいるらしい。難民申請中故に日本語学校にも行けないようだ。マレーシアでの日本語学校での経験と照らし合わせても、日本語の習得はそう簡単なことではない。
クルディスタンの難民申請中の彼は、まさに「民族」的な問題で日本に来たのである。ナイスガイなので、是非難民申請が通って欲しいものだ。3年生には、民族問題でクルディスタンについても授業で話している。彼の地域のクルド語の文字はアラビックであるとのことだった。こんなことを3年生に質問してほしかったが、2階席だったので皆臆してしまい残念。(笑)
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