2025年6月21日土曜日

これまでにない戦争である。Ⅳ

https://www.foreignaffairsj.co.jp/articles/202312_kaye/
イランとイスラエルの戦争は、相変わらず続いている。イスラエル軍は、ミサイル発射基地を空爆し叩いているようだが、テレアビブにはまだまだミサイルが打ち込まれている。

アメリカ政府は、2週間位内に参戦するかを決めるとし、まずは欧州とイランの協議が始まったが、イランは、イスラエルの攻撃停止が前提だと述べた。トランプは、勝っている方にその要求をするのは違うと、一蹴している。まあ、それはいえる、というのが私の感想。

懸念されるのは、もし、アメリカが参戦し、B2でバンカーバスターを落としたとして、それで解決するのかという問題。イランの反米感情は更に高まり、すぐではないとしても核開発を再開する可能性は高い。アメリカとしては、イランに穏健で親米的な指導者をすえたいだろうが、私は可能性は低いと思う。核開発を送れさせることは出来ても、完全にやめさせることは出来ないといえる。

次に、バンカーバスターは理論上破壊することができるらしいが、実証はされていない。攻撃には30時間程度かかる波状攻撃になる可能性が高いそうだ。特殊部隊突入の可能性もあるが、イランの地上部隊が黙っているわけがないし、この地域の制空権も問題である。B2は無茶苦茶高価な爆撃機なので、落とされでもしたら大変なのである。

さらに我々日本人が、気になるのは、放射能汚染の問題だが、専門家によれば原発事故よりはるかに軽微らしい。六フッ素化ウランが漏れる、化学工場の災害程度なのだという。https://www.youtube.com/watch?v=E4CR2LjMIVg

…今日は夏至。皇居に太陽が南中する特別な日らしい。その11時42分神鍋高原で、世界中のシャーマンが祈りを捧げる日でもあったのだが…。

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