2025年11月13日木曜日

佐藤優『哲学入門』を読む。

学院の図書館で、佐藤優氏の『哲学入門』(角川書店/2022年)を借りてきた。この書は、2019年冬に同志社大学神学部大学院神学研究科の学生たちと4泊5日の集中講義の記録である。そのテキストとなったのは、淡野安太郎の『哲学思想史』である。

周知の事実ながら、同志社大学神学部は佐藤優氏の母校である。タイトルは、『哲学入門』となっているのだが、プロテスタントの神学生への講義としての哲学入門なのである。よって、キリスト教神学就中プロテスタント神学と、西洋哲学の両方の知識が必要な書である。西洋哲学の方は、高校倫理の教師であるので、そんなに問題はないのだが、幸いにも、昨年春から学院にお世話になってから、図書館のキリスト教の書籍を乱読してきたので、ある程度、この特別な書を読めるようになっていること自体が嬉しい。

面白いので、朝夕の通勤時についつい読んでしまい、またまた莫大な付箋を付けまくっている。いずれ、少しずつ書評と言うは、興味深い話をエントリーしていこうと思っている。

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