もしこのシステムが崩れたら、ドルの需要が急落し、金利が上昇し、現在$35兆の債務を抱えるアメリカは崩壊する。
イラクのフセインが2003年に石油をユーロで売ると宣言した。3年後イラクにアメリカは侵攻した。2011年にはリビアのカダフィが、アフリカ統一通貨・金ディナールで石油取引を計画した。その年NATOが空爆した。
世界最大の石油輸入国である中国は、2018年に上海エネルギー取引所を開設、人民元で取引しようとした。ここでSWIFT(ドル建ての国際金融取引システム)を遮断されていたイランが登場する。人民元で取引したことは、50年間続いているドルによる石油取引独占に亀裂を生み、それはアメリカの覇権を脅かすことになった。さらにデジタル人民元を開発、SWIFT・ドルなしの国際決済システムを構築。ベネズエラも同様に人民元で石油を中国に輸出していた。(両国あわせて中国の全輸入量の17%)しかも2024年にサウジがこのドルを迂回するシステム(mBridge)に参加し、BRICSへの参加も検討していた。
しかし、イランの報復攻撃でサウジはアメリカ側に戻った。湾岸諸国も同様である。アメリカの戦争コストは6日間で、$113億。ペトロダラーシステムが崩壊した場合の損失は$35兆の国家債務全体が揺らぐ。そう考えれば、実に安い投資である。アメリカがイランを攻撃したのは、まさにドルを守るためであったという仮説、いや真実…。
https://www.youtube.com/watch?v=caEGJ7i3cdo

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