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2025年6月29日日曜日

アフリカから見た12日間戦争

アフリカから、今回のイスラエルとイランの12日間戦争というYouTubeを見つけた。以下に記録しておきたい。https://www.youtube.com/watch?v=IeXPMcAHvcQ

親パレスチナ政策を長年貫いている南アは当然イスラエルを非難。ガザ侵攻をジェノサイドだと国際司法裁判所に訴えていたくらい故、当然だと思われる。

モーリタニアも国連憲章違反であると非難声明を出している。首都のアメリカ大使館前でも抗議デモを行っている。スーダン外務省も不当な空爆として非難。アルジェリア、セネガル、ギニアビサウなどは懸念を表明した。

一方、モロッコなど西側と近い国は公式表敬を出していない。(モロッコはイラン革命の際、国王の亡命を受け入れた国である。)イスラエルとの国交正常化をした国でもある。西サハラ問題では、反モロッコの独立勢力をイランが支援していたという経過もある。ルワンダもイスラエルの同盟国故に沈黙を守っている。

ガーナでは、ようやくインフレが収まってきたところだが、原油価格の上昇が予想され、コストプッシュ・インフレが起こりそうで、全くヒドイ話だというところ。エジプトもイスラエルからの天然ガス供給が減少すれば、ウクライナの小麦輸入と相まってダブルパンチである。戦争がどうのこうのという前に、アフリカ諸国の脆弱な経済に与える影響が心配される。

驚いたのは、ブルキナファソの軍事政権はイランと武器輸出の安全保障などの防衛協力を強化しており、民生用の原発開発への研究・訓練の協力を深める覚書に調印しており、反フランスと反欧米で繋がっているようだ。果たしてどうなることやら。

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