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http://xn--ww2-523es33s4hr4hk.jp/warship07027.htm |
「深海の使者」にまず登場するのは、伊30である。(画像参照)この艦は、東インド洋方面の潜水艦隊に所属していた巡潜乙型の新造艦である。この艦がドイツとの連絡艦となる。この巡潜乙型艦には、艦橋の前部に格納筒があり、零式小型水上偵察機が搭載されていた。射出し、揚収する仕組みである。伊号潜水艦この潜水空母の話は幼い頃から知っていたが、やはり凄いと思う。
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http://xn--ww2-523es33s4hr4hk.jp/ww2aircraft037.htm |
この頃はまだ、レーダーも未発達で、こういう偵察機を飛ばして、各地に散らばる英軍の基地を偵察することが可能だったわけだ。「深海の使者」でもアデン港を星明かりをたよりに偵察、軽巡洋艦1、駆逐艦3、輸送船10の在泊を報告している。ジブチ軍港にも偵察に向かい、陸上防空隊の機銃掃射を浴びたが、商船6の在泊を報告している。
昭和17年。まだ優勢とはいえ、紅海沿岸にまで行って偵察していたのにはかなり驚いた。今日はここまで。
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