マラッカは、まさにマラヤがイスラム教を受け入れた地でもあり、ヨーロッパの植民地支配の原点ともなった地である。最初に来たポルトガルの影響はカトリック寺院、たとえばザビエル教会などとともに、小高い丘にあるサンチャゴ砦なんかに見られる。オランダの影響は、オランダ広場のランドマーク的な教会(ムラカ・キリスト教会)やマラッカ川に面した砲台などが見られる。意外にイギリスの影響はペナンほど見られなかった。とはいえ、直轄植民地らしく、やはり、中国系・インド系が多い。面白いのは、モスクがかなり東南アジア系の建築であることである。ペナンとはまた違った趣があって、なかなか良い。ところで、マラッカは観光客が多い。私は、木曜・金曜と滞在したわけだが、金土日曜には夜店がどどっと出るそうで、もっと多くなるのだろう。マレーシア第一の観光地といってもいいような気がする。…つづく。
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